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苗村さとみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なえむら さとみ
苗村 さとみ
プロフィール
出身地 東京都
職業 イラストレーター画家
活動期間 2007年 -
公式サイト 苗村 さとみ 公式サイト

苗村 さとみ(なえむら さとみ)は、日本イラストレーター画家東京都出身、女子美術大学卒業[1]

経歴・人物

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東京都出身。女子美術大学付属高等学校を経て女子美術大学デザイン科卒業[2]。 卒業後に、グラフィックデザイナー、DTPオペレーターとして一般企業に勤務したが、2007年に退社・独立してフリーのイラストレーターとして活動する[1]

2015年1月、2016年9月、2017年10月に東京吉祥寺のパルコブックセンターで「苗村さとみイラストレーション展」を開催した[3]

女子美術大学非常勤講師[4]。主に和風ファンタジー、時代小説の表紙や挿絵を手がけている[5]。 アクリル絵の具を使い色を重ねて水彩画風に描く手法で、細密なタッチのイラストを制作している。

プロフェッショナルイラストレーター集団「イラストレーターズ通信」会員[6]

作品リスト

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小説表紙・イラスト・挿絵

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  1. 『烏に単は似合わない』文藝春秋、2012年 /文春文庫、2014年
  2. 『烏は主を選ばない』文藝春秋、2013年 /文春文庫、2015年
  3. 『黄金の烏』文藝春秋、2014年 /文春文庫、2016年
  4. 『空棺の烏』文藝春秋、2015年 /文春文庫、2017年
  5. 『玉依姫』文藝春秋、2016年 /文春文庫、2018年
  6. 『弥栄の烏』文藝春秋、2017年 /文春文庫、2019年
  7. 『八咫烏外伝 烏百花 蛍の章』文藝春秋、2018年
  1. 『縁見屋の娘』2017年
  2. 『縁見屋と運命の子』2018年
  • 『逆島断雄』シリーズ(石田衣良・著、講談社文庫)
  1. 『進駐官養成高校の決闘編1』2017年
  2. 『進駐官養成高校の決闘編2』2017年
  3. 『本土最終防衛決戦編1』2019年
  4. 『本土最終防衛決戦編2』2019年
  • 『大江戸算法純情伝』シリーズ(山根誠司・著、双葉文庫)
  1. 『茜空』2018年
  2. 『月蝕』2018年
  3. 『塔頭』2018年
  1. 『鉢植えの梅』2018年
  2. 『初春の雪』2018年
  3. 『揚げ雲雀』2019年
  4. 『堅香子の花』2019年
  • 安萬純一『滅びの掟 密室忍法帖』南雲堂、2019年
  • 『はなの味ごよみ』シリーズ(高田在子・著、角川文庫
  1. 『はなの味ごよみ』2018年
  2. 『願かけ鍋』2018年
  3. 『にぎり雛』2019年
  4. 『夢見酒』2019年
  5. 『七夕そうめん』2019年
  6. 『心ちぎり』2020年
  7. 『勇気ひとつ』2020年
  8. 『涙の雪見汁』2021年
  • 遠藤遼『平安謎解き歌ごよみ 在原業平とくちなしの女房』双葉社<双葉文庫>、2020年
  • 『雲神様の箱』シリーズ(円堂豆子・著、角川文庫)
  1. 『雲神様の箱』2020年[7]
  2. 『雲神様の箱 名もなき王の進軍』2020年[8]
  3. 『雲神様の箱 花の窟と双子の媛』2021年[9]

雑誌挿絵

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脚注

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  1. ^ a b 苗村さとみProfile”. 幻爽惑星. 2021年12月7日閲覧。
  2. ^ 苗村さとみ (@@s_naemura) - X(旧Twitter)
  3. ^ 【東京・吉祥寺】苗村さとみさんイラストレーション展:2016年9月17日(土)~9月30日(金)”. 原画展.info (2016年9月). 2021年7月14日閲覧。
  4. ^ 女子美術大学 教員紹介2020年度、2021年度
  5. ^ ◎編集者コラム◎『絵草紙屋万葉堂 鉢植えの梅』篠綾子”. 小説丸 (2018年5月10日). 2021年7月14日閲覧。
  6. ^ 会員イラストレーター 苗村 さとみ”. イラストレーターズ通信. 2021年12月8日閲覧。
  7. ^ 雲神様の箱”. 角川文庫. 株式会社KADOKAWA. 2021年12月7日閲覧。
  8. ^ 雲神様の箱 名もなき王の進軍”. 角川文庫. 株式会社KADOKAWA. 2021年12月7日閲覧。
  9. ^ 雲神様の箱 花の窟と双子の媛”. 角川文庫. 株式会社KADOKAWA. 2021年12月7日閲覧。

外部リンク

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