花鳥風月紆余曲折
表示
『花鳥風月紆余曲折』(かちょうふうげつうよきょくせつ)は「月刊少年マガジン」にて1998年12月号より2009年5月号まで連載されていた佐佐木勝彦によるギャグ漫画。稀に「マガジンGREAT」にも掲載されていた。
概要
[編集]四字熟語を元にしたショートギャグ作品であり、前作『何なら俺に話してみろ』の様な下ネタ、パロディ、ブラックギャグなど少年誌らしくないネタが多い。
基本的にはひとつの四字熟語を元にショートギャグを差し込んでいくのを複数紹介するものだったが、やはり前作同様に作者や編集者が登場した内輪ネタが増加した。
作者の仕事の影響で減ページや増ページが多く、ページ数が一定しない。
登場人物
[編集]身内関係
[編集]- 作者本人
- 前作から引き続いて登場。帽子とゴーグルがトレードマーク(後期はゴーグルが描かれていない)。
- ナイト☆内藤
- 前作から引き続き登場。ベレー帽と眼鏡の人。
- イノヤス記者(後に編集長)
- 前作から引き続き登場。丸眼鏡とネコ口の人。連載中に編集長に出世している。
- ナベゾー記者
- 前作からの登場かは不明。野球帽に無精髭の人。
- エディ記者
- 眼鏡をかけた人。連載中に編集次長に出世している。
- ツツタダ記者
- 少し髪が長めの人。佐佐木の担当を務めていたことがある。
- タカアツ記者
- 前作から引き続き登場。元佐佐木担当。かなりの豪快さん。
- シロー記者
- 前作から引き続き登場。相変わらずのボケ役として活躍(?)。前髪が危ういからか、最近「ニセ温水」と呼ばれている。
- キフネ記者
- 糸目の人。KC2巻時点ではかなりの若手だった。顔にトーンが貼られている場合がある。
- ヨーヘー記者
- ぼさぼさの頭に眼鏡をかけた人。テンションが低め。タカアツ記者の気分を害した「高慢くん」として登場したが、現在編集部ではモテているようである。
- A倉さん
- 月マガ編集部担当デザイナー。
- イシマド記者
- パーマがかかった長髪と眼鏡の人。
- ゼンちゃん記者
- 現佐佐木担当。佐佐木の近所に住んでいる。
- レナ記者
- 新人女性編集者。
- Oさん(仮名)
- mixiの作者のコミュニティ掲示板で呼びかけたイベント「談話室勝彦」の3人目に登場した、入籍したての沼津在住の男性。その後、結婚式と披露宴を作者と編集者一同を招待し、更には自宅にまで招待した。
初期における漫画パート
[編集]- 山田マンソン
- 『勧善懲悪』で初登場。アメリカ全土を震撼させた殺人集団のリーダーが名前の由来だと言う理由でクラスメートのみならず、教師からもいじめを受けている。
- 江田ゲイン
- 『その後の勧善懲悪』で初登場。アメリカのシリアルキラーが名前の由来であるが、山田マンソンとは対照的でクラスメートから好かれている。
単行本
[編集]2009年7月、全5巻で完結。講談社より発刊。単行本のカバーのメインの色は3巻までは前作と同じである。また、2巻にはマガジンGREATにて連載された『吉里吉里わかめ劇場』が同時収録されている。