興朝
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興朝(こうちょう)は、明末清初の農民反乱の指導者である孫可望が大西政権を継承した際に使用したとの説のある私年号。1646年 - 1647年。
李崇智は出典がないことを理由に存在を否定している。
西暦・干支との対照表
[編集]興朝 | 元年 | 2年 |
西暦 | 1646年 | 1647年 |
干支 | 丙戌 | 丁亥 |
清 | 順治3年 | 順治4年 |
南明 | 隆武2年 | 永暦元年 |
出典
[編集]- 李兆洛『紀元編』(後述『明史』楊畏知伝を典拠とする)
- 『明史』巻279 列伝第167 楊畏知(「孫可望は干支紀年を用い、「興朝通宝」を鋳造した」と記すのみで、元号に言及していない)
- 『清史列伝』(同上)
- 『清史稿』巻248 列伝35 孫可望(同上)
参考文献
[編集]- 李崇智 『中国歴代年号考 修訂本』(北京:中華書局,2001年1月) ISBN 7101025129 227ページ。
前の元号 大順 |
中国の元号 大西 |
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