興居島汽船
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えひめ2 | |
種類 | 有限会社 |
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本社所在地 |
日本 〒791-8093 愛媛県松山市泊町740−2 |
設立 | 1951年12月 |
業種 | 海運業 |
法人番号 | 8500002002738 |
資本金 | 1,180万円 |
興居島汽船(ごごしまきせん)は、かつて愛媛県松山市に本社を置いた海運会社。
概要
[編集]1951年に設立され、高浜港と泊港(興居島)を結ぶ旅客船航路を開設、1968年にはフェリー化[1]され、約60年に渡り運航を続けたが、原油高騰や過疎化による利用者の減少で、2011年5月6日をもって航路を廃止した[2]。航路はごごしまが引継いだ[3]。
航路
[編集]就航船
[編集]廃止時点における就航船
[編集]- えひめ2[4] (フェリー)
- えひめ[4] (フェリー)
- 川本造船所建造、1983年11月竣工、船舶整備公団共有。
- 196総トン、全長44.00m、型幅9.50m、機関出力700ps、航海速力8.5ノット、旅客定員200名、大型トラック2台、小型トラック4台。
過去の就航船
[編集]- 興居島丸[6] (旅客船)
- 1935年11月進水、木造。
- 11.87総トン、焼玉機関、機関出力20ps、最大速力6.0ノット、旅客定員47名。
- 観興丸[7] (旅客船)
- 角田造船所建造、1951年12月竣工、木造。
- 46.80総トン、登録長15.24m、型幅3.93m、型深さ1.41m、焼玉機関、機関出力60ps、最大速力8ノット、旅客定員110名。
- 第二観興丸[7] (旅客船)
- 角田造船所建造、1956年12月竣工、木造。
- 66.58総トン、登録長20.34m、型幅4.72m、型深さ1.72m、焼玉機関、機関出力150ps、最大速力10.4ノット、旅客定員166名。
- ももたろう[8] (フェリー)
- おおさき丸[9] (フェリー)
- 吉浦造船建造、1966年3月竣工、もと愛媛汽船。
- 162.71総トン、全長29.00m、型幅7.20m、型深さ2.70m、ディーゼル1基、機関出力400ps、航海速力11ノット、旅客定員150名、2t車8台。
- 第一愛媛[4] (フェリー)
- 松浦鉄工造船建造、1968年5月竣工、1977年12月就航(買船)、もと愛媛汽船の尾道~今治航路船。
- 189.1総トン、全長32.30m、型幅7.40m、機関出力600ps、航海速力11.5ノット、旅客定員200名、大型トラック2台、小型トラック4台。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 全国フェリー・旅客船ガイド 1987年上期号 P.267 (日刊海事通信社 1986)
- ^ “興居島汽船㈲(泊~高浜航路)の事業廃止について” (PDF). 四国運輸局海事振興部 (2010年11月5日). 2013年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月12日閲覧。
- ^ “㈲小冨士汽船の泊~高浜間の運賃設定届の受理及び運航開始予定日変更” (PDF). 四国運輸局海事振興部 (2011年3月1日). 2013年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月12日閲覧。
- ^ a b c 日本船舶明細書 1990 (日本海運集会所 1990)
- ^ フェリー・旅客船ガイド 2006年春季号 P.317 (日刊海事通信社 2006)
- ^ 『国内旅客船船名録』昭和34年度,日本旅客船協会事務局,1959. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2490636 (参照 2023-03-24)
- ^ a b 『日本旅客船船名録』昭和39年版,日本旅客船協会,1964. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2504820 (参照 2023-03-24)
- ^ 『旅客定期・不定期自動車航送貨物定期航路事業現況表』昭和43年8月1日現在,運輸省海運局定期船課,[1968]. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2523860 (参照 2023-03-24)
- ^ 日本船舶明細書 1983 (日本海運集会所 1982)