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興和川崎東口ビル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
興和川崎東口ビル
興和川崎東口ビルの位置(神奈川県内)
興和川崎東口ビル
興和川崎東口ビル
施設情報
所在地 神奈川県川崎市川崎区日進町1番地53
座標 北緯35度31分43.4秒 東経139度41分46.7秒 / 北緯35.528722度 東経139.696306度 / 35.528722; 139.696306座標: 北緯35度31分43.4秒 東経139度41分46.7秒 / 北緯35.528722度 東経139.696306度 / 35.528722; 139.696306
状態 完成
着工 1986年7月[1]
竣工 1988年4月30日[1]
用途 オフィス
地上高
高さ 92.8m[2]
各種諸元
階数 地下3階、地上21階、塔屋2階[1]
敷地面積 1,652.89 [3]
延床面積 31,009.62 [3]
構造形式 鉄骨造[1]
関連企業
設計 松田平田坂本設計事務所[1]
構造エンジニア 石本建築事務所[1]
施工 竹中工務店[1]
デベロッパー 興和不動産[1]
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興和川崎東口ビル(こうわかわさきひがしぐちビル)は、神奈川県川崎市川崎区に建つ高層ビルである。

建築

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中層階のピロティ

JR川崎駅東口南側の、三菱電線工業川崎工場跡地[4]に興和不動産(現・日鉄興和不動産)により建設され、1988年に竣工した。隣接する大型電算センターとして建てられた「日本アイ・ビー・エム川崎ビル」(現・JMFビル川崎01)とともに[1]、当初は日本アイ・ビー・エムが拠点を置いていたが[5]2005年からは東芝情報システムが全フロア賃借している[6]

JMFビル川崎01もこのビルと同じく松田平田設計による設計で[7]、外壁の色合いを揃えて統一感を持たせている。中層階のピロティは一般開放され、川崎駅前から川崎ルフロンを経て、UR賃貸住宅「サンスクエア川崎」まで、車道と平面交差しない歩行者動線を構成する。またこのビルは、本格的なインテリジェント対応事務所ビルとして計画され、特に9フロア分は電算機械室に対応できるように、建築上の配慮が加えられた[1]

1988年に神奈川県建築コンクール賞を受賞[8]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 「新建築・新設備 興和川崎東口ビル」『BE建築設備』1988年10月号
  2. ^ 興和川崎東口ビル”. blue-style.com (2011年10月). 2017年4月28日閲覧。
  3. ^ a b 個別物件の概要 興和川崎東口ビル”. ジャパンエクセレント投資法人. 2017年5月14日閲覧。
  4. ^ 都市構造及び交通体系について(案)” (PDF). 川崎市 (2015年3月13日). 2017年5月14日閲覧。
  5. ^ ビル年鑑川崎編” (PDF). 週刊ビル経営 (2003年7月). 2017年5月14日閲覧。
  6. ^ “【移転】興和川崎東口ビルを1棟借り、東芝情報システム”. 日経不動産マーケット情報. (2005年4月20日). http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/fa/members/news/20050420/122154/ 2017年5月14日閲覧。 
  7. ^ 日本アイ・ビー・エム川崎ビル”. 松田平田設計. 2017年5月14日閲覧。
  8. ^ 興和川崎東口ビル”. 松田平田設計. 2017年5月14日閲覧。

関連項目

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