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胎児が密猟する時

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
胎児が密猟する時
The Embryo Hunts in Secret
監督 若松孝二
脚本 大谷義明
製作 若松孝二
ナレーター 大谷義明
出演者 志摩みはる
山谷初男
音楽 大谷義明
撮影 伊東英男
編集 宮田二三夫
製作会社 若松プロダクション
配給 日本の旗 若松プロダクション
ベルギーの旗 クノッケ実験映画祭フランス語版
フランスの旗 ゾートロープ・フィルムフランス語版
公開 日本の旗 1966年7月
ベルギーの旗 1967年12月
フランスの旗 2007年10月3日
上映時間 72分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本の旗 日本語
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胎児が密猟する時』(たいじがみつりょうするとき)は、1966年(昭和41年)に公開された日本映画である[1][2]。監督は若松孝二[1][2]

概要

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1人の女優、1人の男優しか登場しない密室映画である。

脚本・音楽・ナレーションにクレジットされる「大谷義明」は、若松プロダクションにおける複数の人物の共同名義であるが、本作については、すべて、本作のチーフ助監督を務めた足立正生である[1]。本作は、公開の翌年、1967年(昭和42年)12月にベルギーで行われたクノッケ実験映画祭フランス語版に出品された[2]

2006年(平成18年)、紀伊國屋書店が同作のDVDビデオグラムを発売した[1]。2007年(平成19年)10月3日には、ゾートロープ・フィルムフランス語版が配給してフランスで公開された[2]

あらすじ

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雨の夜、百貨店の専務丸木戸定男は店員のゆかを連れて自分のマンションへ入る。部屋で二人は体を重ねるが、その後丸木戸は豹変する。ゆかを監禁し拷問を加え自分だけの女、自分だけの飼い犬になるよう調教を始める。ゆかはかつて丸木戸のもとを去った妻に瓜二つだったのだ・・・。

キャスト

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スタッフ

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制作

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売値を250万円以内にするために、スタッフは監督1名、助監督2名、撮影1名、助手1名、照明2名の計7名。撮影期間は8日間だが密室部分は5日間。密室劇のため、スタッフも渋谷の若松プロの事務所に泊まり込んで撮影をした。アフレコが1日、音楽1日、ダビング1日で完成させた。 [3]

脚注

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  1. ^ a b c d 胎児が密猟する時国立国会図書館、2015年3月4日閲覧。
  2. ^ a b c d The Embryo Hunts in Secret, インターネット・ムービー・データベース (英語)、2015年3月4日閲覧。
  3. ^ 「映画史上ベスト200シリーズ・日本映画200」 キネマ旬報社

参考文献

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  • 『荒野のダッチワイフ : 大和屋竺ダイナマイト傑作選』

関連項目

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外部リンク

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画像外部リンク
Quand l'embryon part braconner
2007年10月3日公開
ゾートロープ・フィルムフランス語版