肘部管症候群
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肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)とは、何らかの原因で肘部管内圧が上がり、中を走る尺骨神経が圧迫されて引き起こされる疾患群のこと。広義の末梢神経障害(ニューロパチー)の一種である。
症状
[編集]小指全体と薬指の小指側半分に麻痺が出る。手術等で原因が取り除かれると麻痺は消える場合もあるが、神経自体が衰弱している場合は回復しない可能性もある。筋萎縮が見られることもある[1]。
診断・検査
[編集]- チネル徴候
- フロマン徴候
治療
[編集]メチコバールなどのビタミン剤の服薬。鍼灸治療として小海穴に局所治療を行うことがある。圧迫されている尺骨神経を別の場所に移す手術を行う場合もある。
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 手根管症候群(麻痺の出る指が残りの三指)
外部リンク
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- 肘部管症候群 日本整形外科学会、2019年8月7日閲覧
- 肘部管(ちゅうぶかん)症候群 日本脊髄外科学会、2019年8月7日閲覧