コンテンツにスキップ

肘部管症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)とは、何らかの原因で肘部管内圧が上がり、中を走る尺骨神経が圧迫されて引き起こされる疾患群のこと。広義の末梢神経障害(ニューロパチー)の一種である。

症状

[編集]

小指全体と薬指の小指側半分に麻痺が出る。手術等で原因が取り除かれると麻痺は消える場合もあるが、神経自体が衰弱している場合は回復しない可能性もある。筋萎縮が見られることもある[1]

診断・検査

[編集]

治療

[編集]

メチコバールなどのビタミン剤の服薬。鍼灸治療として小海穴に局所治療を行うことがある。圧迫されている尺骨神経を別の場所に移す手術を行う場合もある。

脚注

[編集]
  1. ^ http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/cubital_tunnel_syndrome.html

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]