縄鏢
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縄鏢(じょうひょう、繁体字:繩鏢、簡体字:绳镖、ピン音:shéng biāo)は、鏢と呼ばれる棒手裏剣状の刃物に3–5mの縄がついた武器(索撃類暗器)である。中国武術で使用され、最初に記述されたのは、唐の時代である[1]。
そのまま敵の急所目がけて投げつける打ち方と、縄を回転させて勢いを付け、一瞬の内に鏢を飛ばして攻撃する打ち方がある。縄が付くことで縄自体を回転させて前後左右どこでも攻撃ができ、一対多数の状況においても縄を何度も手繰って打ち込むことができる[2]。
登場作品
[編集]- 落第忍者乱太郎
- 忍たま乱太郎
- 忍術学園の六年生の一人である中在家長次が得意武器として愛用しており、彼の顔の傷は縄鏢の激しい練習による物である。
- シャン・チー/テン・リングスの伝説
出典
[編集]- ^ Jwing-Ming Yang (1999). Ancient Chinese Weapons: A Martial Artist's Guide. YMAA Publication Center Inc. p. 93. ISBN 978-1-886969-67-4
- ^ 尼子騒兵衛『忍たまの友 地の巻』朝日新聞出版、2017年12月27日、87頁。