篠塚大登
篠塚大登 |
愛工大名電高等学校
愛知工業大学
2022-2024 木下マイスター東京
2024- 琉球アスティーダ
獲得メダル |
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篠塚 大登(しのづか ひろと、2003年12月23日 - )は、愛知県東海市出身の日本の卓球選手。国際卓球連盟のITTF世界ランキングは男子シングルス34位、男子ダブルス2位(2024年11月)。左シェーク攻撃型。 2024年全日本卓球選手権大会シングルスベスト4。混合ダブルス優勝。Tリーグは琉球アスティーダ所属。タマス(バタフライ)とアドバイザリー契約している。
経歴
[編集]高校教師の父がたまたま卓球部の顧問になったことをきっかけに、5歳から近所の卓球クラブに通い始めた[1]。その卓球クラブに勧められ、小学校1年生から卓伸クラブに入った。
小学校高学年から成果が出始め、声がかかり、愛知工業大学附属中学校へ入学、愛工大名電高等学校へと進学した。
2019年4月1日にバタフライ(タマス)とアドバイザリー契約を締結した。
2020-2021年シーズンには、愛工大名電の先輩である曽根翔とのダブルスで10勝3敗の成績を収め、ベストペア賞を受賞した。
2021年6月にフランスのPro Bリーグのチームである Bayard Argentan tennis de table との契約が発表された。
2022年、愛工大名電高等学校を卒業し、愛知工業大学(経営学科スポーツマネジメント専攻)へと進学した。
2020年にTリーグのT.T彩たまに入団し2シーズン在籍したが、2022年3月に退団[3]。2022年4月に木下マイスター東京に移籍。同時に木下グループとスポンサー契約を締結したことも発表された[4]。
2022年8月5日にポーランド・スーパーリーグのチームであるDartom Bogoria Grodzisk Mazowieckiとの契約が発表された。2022年〜2023年シーズンはTリーグとポーランド・スーパーリーグを掛け持ちで参戦予定だったが、過密スケジュールの為、出場機会がなく2023年3月22日に退団が発表された。
2024年1月31日、日本卓球協会より「世界卓球選手権釜山大会」男子日本代表選手に選出されたことが発表された。
2024年2月5日、日本卓球協会より「第33回夏季オリンピック競技大会」(パリオリンピック)男子日本代表候補予定選手として張本智和(智和企画)、戸上隼輔(明治大学)と共に団体戦要員として選出されたことが発表された[5]。
2024年5月8日、琉球アスティーダと選手契約を締結した事を発表した。
人物
[編集]- 趣味はYouTube鑑賞、ドライブ。
- 好きな食べ物は母親が作ったロールキャベツ、サーモン、カレー(甘口)、抹茶系のもの。
- 苦手な食べ物は辛いもの。
- 好きな有名人はBLACKPINK
プレースタイル
[編集]左シェーク裏裏のオールラウンド攻撃型。特に台上技術では天才肌とも言われる繊細なボールタッチで、そこから繰り出される意外性のある台上プレーに加え、安定した両ハンドの速攻、大胆な回り込み、威力のあるチキータなど思い切りのよいプレーが特徴。
自らの3球目攻撃を優位にするサウスポーらしい高いサービス技術や両ハンドのラリー能力、落ち着いた試合運びなど、卓越した技術と戦術の幅を持つ。
近年は筋力作りにも力を入れている。
主な戦績
[編集]- 2013年
- 全日本卓球選手権大会カブの部 男子シングルス 準優勝
- 2015年
- 全日本卓球選手権大会ホープスの部 男子シングルス ベスト4
- 2017年
- 全日本卓球選手権大会カデットの部 14才以下男子シングルス 優勝、男子ダブルス 優勝(濱田一輝ペア)
- 全国中学校卓球大会 男子団体 優勝
- 2018年
- ジュニアサーキット カデット男子シングルス 優勝
- 2019年
- 第88回全国高等学校総合体育大会(インターハイ)男子団体 優勝、男子シングルス 準優勝
- 世界ジュニア卓球選手権 男子団体 3位
- ITTFジュニアサーキットプレミア・ベルギーオープン ジュニア男子ダブルス(横谷晟ペア)優勝
- 2020年
- 大阪国際招待卓球選手権大会(大阪オープン)男子シングルス 準優勝
- 2021年
- 全日本卓球選手権大会 ジュニア男子シングルス 3位
- 第90回インターハイ 男子ダブルス 優勝(谷垣佑真ペア)、男子団体 優勝、男子シングルス ベスト4
- 世界ユース卓球選手権 U-19混合ダブルス 優勝(木原美悠ペア)、U-19男子団体 3位
- 2022年
- LION CUP TOP32(第1回パリオリンピック選考会(Road to Paris))6位[6]
- WTTフィーダーフリーモント大会 男子シングルス 優勝、男子ダブルス(田中佑汰ペア) 準優勝
- WTTフィーダーウェストチェスター大会 男子ダブルス(田中佑汰ペア) 準優勝
- WTTコンテンダーザグレブ大会 男子ダブルス(及川瑞基ペア) 3位
- 第91回全日本大学総合卓球選手権大会 団体の部(インカレ)愛知工業大学 準優勝
- WTTフィーダーブダペスト大会(ヨーロピアンサマーシリーズ2022)男子シングルス 3位
- 全農 CUP TOP32 福岡大会(第2回パリオリンピック選考会) 3位
- WTTコンテンダーアルマトイ大会 男子シングルス 3位
- 第77回国民体育大会 団体戦 優勝
- 全日本卓球選手権大会(団体の部) 優勝
- WTTコンテンダーノヴァ・ゴリツァ大会 男子シングルス 優勝、男子ダブルス(戸上隼輔ペア) 優勝
- 全農 CUP TOP32 船橋大会(第3回パリオリンピック選考会) 3位
- 2023年
- 全日本卓球選手権大会 男子シングルス 3位、混合ダブルス(木原美悠ペア) 7位
- 第92回全日本大学総合卓球選手権大会 団体の部(インカレ)優勝
- 全農CUP 東京大会(第5回パリオリンピック選考会) 4位
- 第26回ITTF-アジア卓球選手権大会 男子団体 5位、男子ダブルス(田中佑汰ペア) ベスト8
- 第52回後藤杯卓球選手権大会(名古屋オープン) 男子シングルス 優勝、男子ダブルス(鈴木颯ペア)準優勝
- WTT フィーダー デュッセルドルフ III 男子シングルス 3位
- 2024年
- WTT スターコンテンダー ドーハ 男子ダブルス(張本智和ペア) 3位
- 全日本卓球選手権大会 男子シングルス 4位、男子ダブルス (鈴木颯ペア)ベスト8、混合ダブルス(木原美悠ペア) 優勝
- 第57回世界卓球選手権団体戦 ベスト8
- シンガポールスマッシュ 男子ダブルス(戸上隼輔ペア)ベスト8
- 第一回ケアリッツカップ 男子団体 優勝
- サウジスマッシュ 男子ダブルス(戸上隼輔ペア) 準優勝
- WTTフィーダーカッパドキア 男子シングルス 3位
- WTT コンテンダーチュニス 男子シングルス 3位
- パリオリンピック 男子団体ベスト4
- 第27回ITTFアジア選手権 男子シングルス 銅メダル
- 第27回ITTFアジア選手権 男子ダブルス 銅メダル(戸上隼輔ペア)
Tリーグ背番号の変遷
[編集]- 23番(2024-2025シーズン)
- 33番(2023-2024シーズン)
- 49番(2022-2023シーズン)
- 22番(2021-2022シーズン)
- 99番(2020-2021シーズン)
テレビ番組
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “篠塚大登インタビュー 天才肌が目指す正統派”. 卓球レポート (2019年6月11日). 2021年10月1日閲覧。
- ^ 篠塚 大登選手と契約合意のお知らせ
- ^ 篠塚 大登選手 退団のお知らせ
- ^ 18歳左腕・篠塚大登、木下マイスター東京へ移籍 木下グループとスポンサー契約も締結
- ^ "【卓球】男子のパリ3枠目は篠塚大登、世界ランク78位も選考レース3位で初の五輪切符". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 5 February 2024. 2024年2月5日閲覧。
- ^ “2022 LION CUP TOP32”. 2022年7月25日閲覧。
- ^ パリ五輪候補!篠塚大登選手SP - BSテレ東 2023年1月7日
- ^ パリ五輪代表候補・篠塚大登SP第2弾! - Nittaku 2023年1月13日
外部リンク
[編集]- SHINOZUKA Hiroto - ITTFプロフィール
- 男子ナショナルチーム選手プロフィール:篠塚大登 - JTTA公式
- 篠塚大登 - Tリーグ
- 篠塚大登の使用用具・大会成績・プロフィール - Rallys
- 篠塚大登(JPN) - バタフライ
- 篠塚大登 (@shinozukahiroto) - X(旧Twitter)
- 篠塚大登 (@shinozukahiroto) - Instagram