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筒井紘一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

筒井 紘一(つつい ひろいち、1940年9月24日 - )は、日本の茶道研究家。号は宗紘、如是庵。

福岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業。同大学院研究科修士課程日本文学専攻修了。文学博士京都学園大学人間文化学部教授などを経て、京都府立大学客員教授。今日庵文庫長、茶道資料館副館長、茶書研究会会長。一般社団法人文化継承機構の代表理事。2022年、文化庁長官表彰[1]

著書

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  • 茶書の系譜 文一総合出版 1978.11
  • 茶の湯名言集 淡交社 1980.9 (茶道文化選書)、新装版2006
  • 茶人の逸話 淡交社 1984.8
  • 茶の心・南方録をよむ 朝日カルチャーセンター 1984.8 (朝日カルチャーセンター講座カセット)
  • 名器がたどった歴史 主婦の友社 1984.9 (茶の湯案内シリーズ)
  • 茶の湯事始 初期茶道史論攷 講談社 1986.9 のち学術文庫
  • 山上宗二記を読む 淡交社 1987.5
  • 茶人と名器 主婦の友社 1989.4 (茶の湯案内シリーズ)
  • 利休茶話 学習研究社 1989.5
  • 当世茶事おぼえがき 『茶湯一会集』に学ぶ 淡交社 1991.7
  • 懐石の研究 わび茶の食礼 淡交社 2002.9
  • 茶書の研究 数寄風流の成立と展開 淡交社 2003.9
  • すらすら読める南方録 講談社 2003.11
  • 茶の湯百人一首 淡交社 2004
  • 茶人交友抄 淡交社 2011
  • 南方録〈覚書・滅後〉 淡交社 2012(現代語でさらりと読む茶の古典)
  • 新島八重の茶事記 小学館 2013
  • 利休の逸話 淡交社 2013
  • 茶道具は語る 記憶に残る茶事を催すコツ 淡交社 2013
  • 茶窓間話 淡交社 2014(現代語でさらりと読む茶の古典)
  • 知って得する茶道のいろは 淡交社・淡交新書 2014
  • 利休の茶会 角川選書 2015
  • 平成茶道記 現代数寄者の茶事・茶会 淡交社 2016
  • 利休聞き書き「南方録覚書」全訳注 講談社学術文庫 2016
  • 茶湯一会集 淡交社 2017(現代語でさらりと読む茶の古典)
  • 茶の湯百人一首 淡交社・淡交新書 2017
  • 茶の湯と仏教 僧侶の事跡から辿る 淡交社 2019
  • 利休の懐石 角川選書 2019

共編著

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  • 原色茶道大辞典 淡交社、1975
  • 茶の湯の古典 2 茶話指月集 藤村庸軒述 久須美疎安記(校訂訳注)世界文化社 1990.12
  • 茶掛を読む 3 茶人の書 角田恵理子共編著 講談社 1997.6
  • 茶の湯を学ぶ もてなしの芸術の歴史と美 千宗之、神津朝雄共著 角川書店 1999.5 (美と創作シリーズ)
  • 懐石と菓子 淡交社 1999.10 (茶道学大系)
  • 茶能歳時記 茶と幽玄の出会い 筒井曜子共著 淡交社 2001.3
  • 茶の古典 淡交社 2001.4 (茶道学大系)
  • 美術商が語る思い出の数寄者 淡交社 2015
  • 神屋宗湛日記 淡交社 2020「茶書古典集成5」 

脚注

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