第70期王将戦
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第70期 王将戦 | |
---|---|
開催期間 | 2020年1月7日 - 2021年3月14日 |
第69期王将 | 渡辺明(連続2期/通算4期) |
挑戦者 | 永瀬拓矢 |
第70期王将 | 渡辺明(連続3期/通算5期) |
挑戦者決定リーグ | |
リーグ 残留 | |
リーグ 陥落 |
|
王将戦 < 第69期第71期 > |
第70期王将戦(だい70きおうしょうせん)は、2020年度(2020年1月7日 - 2021年3月14日)の王将戦である。スポンサーは囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス。挑戦者決定リーグでは、豊島将之竜王と永瀬拓矢王座が5勝1敗の成績で同率1位となり、プレーオフが開催された[1]。挑戦者決定プレーオフでは、永瀬拓矢王座が豊島将之竜王に勝利し、渡辺明王将への挑戦を決めた[2]。王将戦七番勝負は、渡辺明王将が4勝2敗でタイトル防衛、3期連続通算5期目の王将位を獲得した[3]。渡辺は王将位防衛により、タイトル獲得27期で歴代4位の谷川浩司九段に並んだ[4]。
第70期王将戦七番勝負
[編集]開催:2021.1.09 - 2021.3.14
日程 (2021年) |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | 第6局 | 第7局※ | 結果 | ||||||||
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1月10-11日 | 1月23-24日 | 1月30-31日 | 2月13-14日 | 3月01-02日 | 3月13-14日 | 3月20-21日 | ||||||||||
(会場) 対局者
|
静岡県 ( ) 掛川市 |
大阪府 ( ) 高槻市 |
栃木県 ( ) 大田原市 |
東京都 ( ) 立川市 |
佐賀県 ( ) 上峰町 |
島根県 ( ) 大田市 |
新潟県 ( ) 佐渡市 | |||||||||
掛川城 | 山水館 | ホテル花月 | SORANO HOTEL |
大幸園 | さんべ荘 | グリーンホテル きらく | ||||||||||
渡辺明 王将 | 先 封 |
○ | ○ | 先 封 |
○ | ● | 先 | ● | 千 日 手 |
先 | ○ | - | 王将位 防衛 | |||
永瀬拓矢 王座 | ● | 先 封 |
● | ● | 先 封 |
○ | 封 | ○ | 先 | 封 | ● | - | ||||
125手 | 120手 | 115手 | 113手 | 110手 | 72手 | 113手 | - |
- 先:先手番 / 封 :1日目 封じ手の手番
※ 第7局は実施されず
挑戦者決定リーグ
[編集]挑戦者決定戦
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挑戦者決定リーグ
[編集]挑戦1名・陥落3名/対局相手名の(数字)は対局順
順位 | 棋士 | 勝 | 負 | (成績順) | 結果1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 5回戦 | 6回戦 | 7回戦 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 広瀬章人 八段 | 3 |
3
|
(4) リーグ残留
|
--
|
○ (1) 佐藤 天 |
持/●先 (2) 豊島 |
○ (5) 木村 |
●先 (4) 藤井 聡 |
●先 (3) 羽生 |
○先 (6) 永瀬 |
2 | 豊島将之 竜王 | 5 |
1
|
(1) プレーオフ
|
○ (1) 木村 |
○先 (2) 藤井 聡 |
持/○ (3) 広瀬 |
--
|
○ (4) 佐藤 天 |
● (5) 永瀬 |
○先 (6) 羽生 |
3 | 藤井聡太 二冠 | 3 |
3
|
(5) 陥落
|
●先 (1) 羽生 |
● (2) 豊島 |
●先 (3) 永瀬 |
○ (4) 佐藤 天 |
○ (5) 広瀬 |
--
|
○先 (6) 木村 |
3 | 羽生善治 九段 | 4 |
2
|
(3) リーグ残留
|
○ (1) 藤井 聡 |
--
|
○先 (2) 佐藤 天 |
● (4) 永瀬 |
○先 (5) 木村 |
○先 (3) 広瀬 |
● (6) 豊島 |
5 | 永瀬拓矢 王座[注 1] | 5 |
1
|
(1) プレーオフ
|
○ (1) 佐藤 天 |
○先 (2) 木村 |
○ (3) 藤井 聡 |
○先 (4) 羽生 |
--
|
○先 (5) 豊島 |
● (6) 広瀬 |
5 | 木村一基 九段 | 0 |
6
|
(7) 陥落
|
●先 (1) 豊島 |
● (2) 永瀬 |
--
|
●先 (4) 広瀬 |
● (5) 羽生 |
●先 (3) 佐藤 天 |
● (6) 藤井 聡 |
5 | 佐藤天彦 九段 | 1 |
5
|
(6) 陥落
|
● (4) 広瀬 |
●先 (5) 永瀬 |
● (6) 羽生 |
○ (3) 木村 |
●先 (1) 藤井 聡 |
●先 (2) 豊島 |
--
|
- 広瀬-豊島 戦は持将棋局(先手:豊島)のち、先後を入替え指し直し局を実施。
- 羽生と藤井聡の順位は両者同順位の3位(前年成績、前年順位が共に同じため)
二次予選
[編集]二次予選 1組
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二次予選 2組
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|
二次予選 3組
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|
一次予選
[編集]一次予選 1組
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一次予選 2組
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|
一次予選 3組
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|
一次予選 4組
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一次予選 5組
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一次予選 6組
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一次予選 7組
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|
一次予選 8組
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|
一次予選 9組
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|
一次予選 10組
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|
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦最終戦一斉対局”. 日本将棋連盟 (2020年10月20日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ “第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦プレーオフ 永瀬拓矢王座が挑戦を決める”. 日本将棋連盟 (2020年10月30日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ “渡辺明王将VS永瀬拓矢王座 第70期王将戦七番勝負第6局 渡辺明王将が勝利し王将を防衛”. 日本将棋連盟 (2021年3月14日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ “渡辺王将、3連覇で獲得タイトル27期、歴代4位タイに”. 産経ニュース (2021年3月14日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ “永瀬拓矢叡王VS豊島将之竜王 第5期叡王戦七番勝負第9局 豊島将之竜王が勝利し叡王を奪取”. 日本将棋連盟 (2020年9月21日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ “近藤誠也六段が七段に昇段”. 日本将棋連盟 (2019年3月12日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ “斎藤慎太郎七段が八段に昇段”. 日本将棋連盟 (2020年2月14日). 2020年6月20日閲覧。