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第5航空管区名誉章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第5航空管区名誉章
Ehrenplakette des Luftkreises V
ドイツ国による賞
状態廃止
歴史・統計
創設1937年10月
総授与数不明

第5航空管区名誉章(ドイツ語: Ehrenplakette des Luftkreises V)は、ナチス・ドイツの勲章。空軍名誉章の一つ。

1937年10月、カール・エーベルトドイツ語版の指揮下である第5航空管区が、1935年から1937年にかけて活躍したことを記念し制定された。

概要

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第5航空管区名誉章は、縦107mm、横82mmの青銅製である。名誉章にはドイツ空軍の鷲章が描かれており、その下にFÜR HERVORRAGENDE/LEISTUNG/DER KOMMANDIERENDE/GENERAL UND BEFEHLSHABER/IM LUFTKREIS V(第5航空管区の司令官の指揮による優れた業績)と、ドイツ語で刻まれている。

第5航空管区名誉章は原則青銅製だが、一部銀メッキが施されたものも存在し、それが授与される際は受章者の名前と階級が名誉章に刻まれた[1]

脚注

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  1. ^ Klaus D. Patzwall: Die nichttragbaren Medaillen und Plaketten der Luftwaffe. 1935–1945 (= Studien zur Geschichte der Auszeichnungen. Bd. 5). Patzwall, Norderstedt 2008, ISBN 978-3-931533-04-5, S. 77–80.