第49期棋聖戦 (囲碁)
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第49期 棋聖戦 | |
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開催期間 | 2023年12月20日 - 2025年春 |
前棋聖 | 一力遼(3) |
挑戦者 | 井山裕太 |
第49期棋聖 | |
棋聖戦 < 第48期第50期 > |
第49期棋聖戦(だい49ききせいせん)は2025年に実施される第49期の七大棋戦「棋聖決定戦」で、「挑戦者」と第48期棋聖の両者が、挑戦手合七番勝負により棋聖のタイトル(第49期)を争う。
本棋戦の主催は読売新聞社、日本棋院および関西棋院、特別協賛はサントリーホールディングス。
方式
[編集]- 参加棋士は、日本棋院・関西棋院の棋士。
- 仕組み
- FT:東西別で行われ、最後まで勝ち残った16名がCリーグ昇格。
- S-Cリーグ:Cリーグはスイス式トーナメントで5連勝で優勝。3敗でFT陥落。S-Bリーグは1回戦総当り。優勝者が挑戦者決定戦に進出。ただしBリーグは1組と2組1位同士でプレーオフ。勝者が挑戦者決定戦に進出。
- 挑戦者決定戦:各リーグ優勝者と、Sリーグ2位の計5名によるパラマストーナメントで、前期棋聖への挑戦者を決める。決定戦変則三番勝負はSリーグ1位に1勝のアドバンテージ。
- コミは6目半。
- 持時間は、FT・Bリーグまでは3時間、Aリーグは4時間、Sリーグ・挑決Tは5時間、挑戦手合七番勝負は各8時間の二日制。
- 優勝賞金 4300万円
Sリーグ
[編集]挑決T進出2名・降格2名
序列 | 棋士名 | 成績 | 順位 | 結 果 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 5回戦 |
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1 | 井山裕太王座 | 4-1 | 1位 | 挑決T進出 | 先 ○ 余 5/2 [ ] |
● 孫 6/6 [ ] |
○ 許 7/11 [ ] |
○ 高尾 8/22 [ ] |
先 ○ 芝野 9/12 [ ] |
2 | 許家元九段 | 3-2 | 3位 | 残留 | ● 芝野 5/9 [ ] |
先 ○ 高尾 6/13 [ ] |
先 ● 井山 7/11 [ ] |
○ 余 8/5 [ ] |
先 ○ 孫 8/26 [ ] |
3 | 芝野虎丸名人 | 4-1 | 2位 | 挑決T進出 | 先 ○ 許 5/9 [ ] |
先 ○ 余 6/24 [ ] |
○ 高尾 7/4[ ] |
○ 孫 8/19 [ ] |
● 井山 9/12 [ ] |
4 | 高尾紳路九段 | 0-5 | 6位 | 降格 | 先 ● 孫 5/13 [ ] |
● 許 6/13 [ ] |
先 ● 芝野 7/4 [ ] |
先 ● 井山 8/22 [ ] |
● 余 9/16 [ ] |
5 | 余正麒八段 | 2-3 | 4位 | 残留 | ● 井山 5/2 [ ] |
● 芝野 6/24 [ ] |
○ 孫 7/1 [ ] |
先 ● 許 8/5 [ ] |
先 ○ 高尾 9/16 [ ] |
6 | 孫喆七段 | 2-3 | 5位 | 降格 | ○ 高尾 5/13 [ ] |
先 ○ 井山 6/6 [ ] |
先 ● 余 7/1 [ ] |
先 ● 芝野 8/19 [ ] |
● 許 8/26 [ ] |
(下線の側が先手 / 先○:先手勝ち / ○:後手勝ち / 先●:先手負け / ●:後手負け) 井山は碁聖・十段の保持者
挑戦者決定トーナメント
[編集]会場は特にない限り全て日本棋院本院
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(下線の側が先手 / ○:先手勝ち / ○:後手勝ち / ●:先手負け / ●:後手負け)
挑戦手合七番勝負
[編集]日程 (2025年) |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局※ | 第6局※ | 第7局※ | ||||||||
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1月16–17日 | 1月25–26日 | 2月5–6日 | 2月12–13日 | 2月26–27日 | 3月6–7日 | 3月12–13日 | |||||||||
(会場) 対局者
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東京都 ( ) 文京区 |
栃木県 ( ) 日光市 |
宮城県 ( ) 仙台市 |
静岡県 ( ) 熱海市 |
千葉県 ( ) 勝浦市 |
神奈川県 ( ) 箱根町 |
山梨県 ( ) 甲府市 | ||||||||
ホテル椿山荘 東京 |
千姫物語 | 宮城県知事公館 | 熱海後楽園ホテル | 三日月シーパーク ホテル勝浦 |
ホテル花月園 | 常磐ホテル | |||||||||
第48期棋聖 一力遼 棋聖 |
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挑戦者 井山裕太王座 |
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手数/棋譜 (封じ手) |
一力は名人[1]・本因坊のタイトル保持者
- 黒:黒番 / 白:白番 / 封 :1日目 封じ手の手番 / 各局いずれも2日制で、持ち時間は両対局者とも各局8時間。
- 第1局と第7局では手番の先後をニギリで決定。一方が4勝した時点で決着、以降の対局(※)は実施されない。
脚注
[編集]- ^ “囲碁の一力が名人奪取 芝野に勝ち、史上4人目の「名人棋聖」に”. 朝日新聞デジタル. 2024年10月31日閲覧。