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第3期マイナビ女子オープン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第3期 マイナビ女子オープン
開催期間 2009年7月25日 - 2010年4月19日
前女王 矢内理絵子(2期目)
第3期女王 甲斐智美(初・1期目)
マイナビ女子オープン
第2期第4期 >
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第3期マイナビ女子オープン(だい3きマイナビじょしオープン)は、2010年度(2009年7月25日 - 2010年4月19日)のマイナビ女子オープンである。

挑戦者決定戦では、甲斐智美女流二段が斎田晴子女流四段に勝利し、矢内理絵子女王への挑戦権を獲得した[1]。五番勝負では、甲斐智美女流二段が3連勝でタイトル奪取。初の女王獲得となった[2]。甲斐は女流棋士昇段規定のタイトル1期によって、女流三段へ昇段した[3]

第3期マイナビ女子オープン五番勝負

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対局者 第1局 第2局 第3局
2010年
3月28日
2010年
4月11日
2010年
4月19日
矢内理絵子女王
甲斐智美女流二段 女王奪取

本戦

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本戦からのシード:4名
岩根忍 女流二段
  • 第2期マイナビ女子オープンベスト4:3名
中村真梨花 女流二段、清水市代 女流二冠、中井広恵 女流六段
予選からの進出者:12名(名前の左にA〜Lを表記)


1回戦 2回戦 準決勝 挑戦者決定戦
中村真梨花 女流二段
中村真
F 香川愛生 女流1級
石橋
A 石橋幸緒 女流王位
石橋 挑戦権獲得
D 熊倉紫野 女流初段
甲斐智美 女流二段
K 久津知子 女流初段
長沢
B 長沢千和子 女流四段
甲斐
H 甲斐智美 女流二段
甲斐
清水市代 女流二冠
中井広恵 女流六段
中井
I 山田朱未 女流二段
斎田
C 斎田晴子 女流四段
斎田
G 島井咲緒里 女流初段
斎田晴子 女流四段
E 関根紀代子 女流五段
上田
L 上田初美 女流二段
上田
J 室田伊緒 女流初段
岩根
岩根忍 女流二段


予選

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1組

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1回戦 決勝
本戦進出
里見香奈 倉敷藤花
石橋幸緒 女流王位 A
石橋幸緒 女流王位
貞升南 女流1級
貞升南 女流1級  
林まゆみ 女流二段

2組

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1回戦 決勝
本戦進出
長沢千和子 女流四段
長沢千和子 女流四段 B
鹿野圭生 女流初段
石高澄恵 女流二段
藤田綾 女流初段  
藤田綾 女流初段

3組

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1回戦 決勝
本戦進出
斎田晴子 女流四段
斎田晴子 女流四段 C
松尾香織 女流初段
山口恵梨子 女流1級
渡辺弥生 女流2級  
渡辺弥生 女流2級

4組

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1回戦 決勝
本戦進出
熊倉紫野 女流初段
熊倉紫野 女流初段 D
中村桃子 女流1級
笠井友貴 アマ
笠井友貴 アマ  
中倉彰子 女流初段

5組

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1回戦 決勝
村田智穂 女流初段
村田智穂 女流初段  
藤森奈津子 女流三段
本戦進出
森安多恵子 女流三段
関根紀代子 女流五段 E
関根紀代子 女流五段

6組

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1回戦 決勝
山田久美 女流三段
山田久美 女流三段  
高群佐知子 女流三段
本戦進出
香川愛生 女流2級
香川愛生 女流2級 F
大庭美樹 女流初段

7組

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1回戦 決勝
本田小百合 女流二段
早水千紗 女流二段  
早水千紗 女流二段
本戦進出
千葉涼子 女流三段
島井咲緒里 女流初段 G
島井咲緒里 女流初段

8組

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1回戦 決勝
本戦進出
甲斐智美 女流二段
甲斐智美 女流二段 H
井道千尋 女流初段
小野ゆかり アマ
小野ゆかり アマ  
蛸島彰子 女流五段

9組

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1回戦 決勝
本戦進出
竹部さゆり 女流三段
山田朱未 女流二段 I
山田朱未 女流二段
古河彩子 女流二段
古河彩子 女流二段  
船戸陽子 女流二段

10組

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1回戦 決勝
本戦進出
室田伊緒 女流初段
室田伊緒 女流初段 J
藤田麻衣子 女流1級
安食総子 女流初段
安食総子 女流初段  
植村真理 女流三段

11組

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1回戦 決勝
鈴木環那 女流初段
鈴木環那 女流初段  
山下カズ子 女流五段
本戦進出
北尾まどか 女流初段
久津知子 女流初段 K
久津知子 女流初段

12組

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1回戦 決勝
本戦進出
上田初美 女流二段
上田初美 女流二段 L
中倉宏美 女流二段
成田弥穂 アマ
成田弥穂 アマ  
野田澤彩乃 女流1級

脚注

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  1. ^ 甲斐女流二段が挑戦者に!”. 将棋情報局 (2010年2月16日). 2022年1月17日閲覧。
  2. ^ 3連勝で甲斐新女王誕生!”. 将棋情報局 (2010年4月19日). 2022年1月17日閲覧。
  3. ^ 甲斐智美女流二段が女流三段に昇段”. 日本将棋連盟 (2010年4月20日). 2022年1月17日閲覧。

外部リンク

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