笛木醤油
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![]() 金笛しょうゆパーク | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒350-0152 埼玉県比企郡川島町上伊草660 北緯35度58分6秒 東経139度27分52.8秒 / 北緯35.96833度 東経139.464667度座標: 北緯35度58分6秒 東経139度27分52.8秒 / 北緯35.96833度 東経139.464667度 |
設立 | 1973年(1789年創業) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 9030001056583 |
事業内容 |
醤油の醸造および販売 自然食品および食品調味料等の製造および販売 バウムクーヘンの製造および販売 |
代表者 | 代表取締役社長 笛木正司 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 70人 |
外部リンク |
kinbue |
笛木醤油株式会社(ふえきしょうゆ)は、埼玉県比企郡川島町にある老舗醤油会社。
歴史
[編集]製品
[編集]看板商品の「金笛」は木桶で二夏かけて仕込まれる。品名は東京オリンピックの金メダルに因んで名づけられ、家庭用が「金笛」、業務用が「銀笛」であった[1]。ステンレス鋼製の醸造タンクを使用するメーカーが多い中、杉の桶を使用し、うま味調味料を添加せずに作られる[2]。1970年にアメリカ食品医薬品局の許可を取得し、アメリカ合衆国向けに輸出したがその後は途絶えていた。2017年に12代当主が継いで以降は、香港・台湾・オーストラリア・フランス・アメリカ・カナダ・マレーシアに輸出を行っている[2]。2020年に、多角化の一環としてバウムクーヘンの販売を開始[3]。大東文化大学と共同で、醤油粕を使用した埼玉県産野菜の漬物の商品化も行っている[4]。
金笛しょうゆパーク
[編集]2019年11月16日、創業230周年記念事業として、しょうゆ蔵にレストランやミュージアム・直売所を併設し、工場見学やしょうゆ造りを実際に学ぶ体験型複合施設「金笛しょうゆパーク」が敷地内にオープン[5]。翌2020年2月からの新型コロナウイルスの感染拡大で、同年4月から6月までの間は休館するも、2022年3月までに工場見学ツアー「金笛しょうゆ楽校」の累計参加者数が3万人を超えた[6]。川島町の醤油蔵は1991年度に彩の国景観賞を受賞[7]。1995年には、川越市幸町の店舗も同賞を受賞している[8]。
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ “笛木醤油”. 職人醤油. 2025年1月19日閲覧。
- ^ a b “ジェトロ活用事例 笛木醤油株式会社”. 日本貿易振興機構 (2019年9月). 2025年1月19日閲覧。
- ^ “埼玉の笛木醤油、川越にバウムクーヘン店 食べ歩き狙う”. 日本経済新聞. (2022年8月16日) 2025年1月19日閲覧。
- ^ “伝統的な木桶で仕込み2年ほど熟成、まろやかなしょうゆが自慢/笛木醤油”. 大豆油糧日報. (2024年12月25日) 2025年1月19日閲覧。
- ^ “しょうゆパーク、川島で16日オープン 創業230年の笛木醤油が運営 亡き父の夢、形に”. 埼玉新聞 (2019年11月15日). 2021年2月17日閲覧。
- ^ “「しょうゆパーク」客足好調 埼玉、創業230年の老舗が運営”. 産経新聞 (2022年3月3日). 2022年3月24日閲覧。
- ^ “埼玉県景観資源データベース 笛木醤油” (PDF). 埼玉県景観行政連絡会議 (2007年6月15日). 2025年1月19日閲覧。
- ^ “埼玉県景観資源データベース 「金笛」笛木醤油” (PDF). 埼玉県景観行政連絡会議 (2013年9月3日). 2025年1月19日閲覧。