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竹田直平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

竹田 直平(たけだ なおひら、1900年10月10日 - 1998年3月16日)は、日本法学者富山県出身。専門は刑法立命館大学教授近畿大学教授、甲南大学教授を歴任。

経歴

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  • 1900年(明治33年)10月10日 富山市に生まれる
  • 1928年(昭和3年)3月 立命館大学専門学部法律学科卒業
  • 1928年(昭和3年)10月 高等試験行政科合格
  • 1929年(昭和4年)12月 高等試験司法科合格
  • 1931年(昭和6年)3月 立命館大学法経学部法律学科卒業
  • 1931年(昭和6年)4月 立命館大学予科および専門学部講師
  • 1933年(昭和8年)4月 立命館大学助教授
  • 1937年(昭和12年)1月 立命館大学教授
  • 1938年(昭和13年)1月 立命館大学法律学科部長(~1940年4月)
  • 1941年(昭和16年)4月 立命館大学予科部長(~1943年5月)
  • 1944年(昭和19年)10月 財団法人立命館理事に就任(~1946年10月)
  • 1946年(昭和21年)10月 立命館大学教職員適格審査委員会においていわゆるG項該当者として教職不適格と認定、同月26日付休職
  • 1947年(昭和22年)7月 京都弁護士会入会、弁護士事務開業(~1953年3月退会)
  • 1951年(昭和26年)10月 文部大臣天野貞祐により教職追放解除、教職適格認定
  • 1952年(昭和27年)4月 近畿大学非常勤講師
  • 1952年(昭和27年)10月 大学設置審議会において近畿大学教授、刑法担当の資格判定(合)
  • 1953年(昭和28年)4月 近畿大学専任教授(~1960年3月)
  • 1959年(昭和34年)10月 大学設置審議会において甲南大学専任教授、刑法、同演習担当の資格判定(合)
  • 1960年(昭和35年)4月 甲南大学教授
  • 1961年(昭和36年)1月 大学設置審議会において甲南大学専任教授、法学担当の資格判定(合)
  • 1962年(昭和37年)2月 京都大学において法学博士の学位を受ける
  • 1962年(昭和37年)4月 甲南大学学生部長(~1964年3月)
  • 1965年(昭和40年)2月 大学設置審議会において甲南大学大学院修士課程、刑法担当の資格判定(合)
  • 1967年(昭和42年)7月 甲南大学法学部長(~1969年7月)
  • 1971年(昭和46年)3月 甲南大学を停年退職
  • 1998年(平成10年)3月16日 老衰のため逝去(享年97)

著訳書

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  • 『犯罪徴表説-リスト及び彼以後の発展史的考察』(大畑書店、1932年)
  • (翻訳)E.ローイ・カルヴァート著『二十世紀に於ける死刑』(立命館出版部、1934年)
  • 『刑事訴訟法』(三笠書房、法律学全書5、1939年)
  • 『刑事訴訟法』(三笠書房、新法律学全書14、1942年)
  • 『総合判例研究叢書(第5)刑法、各論(第4)(刑法における財物の概念)』(有斐閣、1956年)
  • 『法規範とその違反』(有斐閣、1961年)
  • 『刑法と近代法秩序』(成文堂、1988年)