竹峰義和
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竹峰 義和(たけみね よしかず、1974年 - )は、日本のドイツ文学者、哲学者、東京大学教授。専門はドイツ思想史・映像文化論。
略歴
[編集]兵庫県生まれ。1997年早稲田大学政治経済学部卒業[1]。2001年から2003年ベルリン自由大学留学。2007年東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了、「<文字>としての映像 テオドール・W・アドルノの映像メディア観の変遷」で博士(学術)。
2009年日本大学法学部助教を経て、2014年東京大学大学院総合文化研究科准教授[2]。
受賞歴
[編集]著書
[編集]単著
[編集]共編著
[編集]- 『陶酔とテクノロジーの美学――ドイツ文化の諸相1900-1933』鍛治哲郎共編、青弓社 2014年
- 『イメージ学の現在 ヴァールブルクから神経系イメージ学へ』坂本泰宏・田中純共編、東京大学出版会 2019年
翻訳
[編集]- 『アドルノ文学ノート 2』 みすず書房 2009年 三光長治・高木昌史・圓子修平・恒川隆男・前田良三・杉橋陽一共訳
- ヴィンフリート・メニングハウス『吐き気――ある強烈な感覚の理論と歴史』知野ゆり・由比俊行共訳 法政大学出版局 [叢書・ウニベルシタス] 2010年
- ベルント・シュティーグラー『写真の映像――写真をめぐる隠喩のアルバム』柳橋大輔共訳 月曜社 2015年
- フランツ・カフカ「流刑地にて/雑種 /こま」- 『カフカ ポケットマスターピース』所収
- ミリアム・ブラトゥ・ハンセン『映画と経験――クラカウアー、ベンヤミン、アドルノ』滝浪佑紀共訳 法政大学出版局 [叢書・ウニベルシタス] 2017年
- テオドール・W・アドルノ『模範像なしに――美学小論集』みすず書房 2017年
- ヴィンフリート・メニングハウス『生のなかば――ヘルダーリン詩学にまつわる試論』月曜社 [叢書・エクリチュールの冒険] 2018年
- ジークフリート・クラカウアー『映画の理論 物理的現実の救済』東京大学出版会 2022年
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 第30回和辻哲郎文化賞学術部門受賞作 受賞の言葉・選考評(pdf) 姫路文学館 第30回和辻哲郎文化賞授賞式
- ^ 『<救済>のメーディウム』著者紹介
- ^ “学会賞受賞者一覧”. 日本独文学会. 2018年11月6日閲覧。
- ^ “第8回表象文化論学会賞 | Awards | Association | 表象文化論学会”. 2018年11月6日閲覧。