竹姫 (漫画家)
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ちくひめ 竹姫 | |
---|---|
別名義 | 橘エイカ |
生誕 |
????年2月14日 日本・東京都 |
職業 | 元漫画家・漫画原作者 |
活動期間 | 2001年 - |
ジャンル |
女性漫画 ティーンズラブ ボーイズラブ |
代表作 | 「時遍路」 |
竹姫(ちくひめ、TIKUHIME、2月14日 -[1]) は、日本の漫画家、漫画原作者、ネットラジオ配信者(ポッドキャスト、YouTube等)。東京都生まれ[2]。
女性誌を中心に歴史や古典文学を扱う作品を多数手がける。ジャンルはNL、TL(ティーンズラブ)、BL(ボーイズラブ,橘エイカ名義 [3] [4] )などのほか多様[5]。
略歴
[編集]学生時代、ミステリー誌に民俗伝承を元にした短編を発表しデビュー[6]。2001年の「でんでら野」(「恋色万華鏡」収録)が実質的デビュー作である[7]。
以降、レディスコミック・時代モノ・オカルトモノ・ホラーなど幅広いジャンルで漫画家として活動[6]。並行して、橘エイカ名義でBL作品を発表[6]。
2019年10月脳梗塞に倒れ、後遺症としてのゲルストマン症候群に悩まされる。漫画執筆を諦め[8]漫画原作者に転身[3] 。2023年5月、自らの発症・闘病体験を元にした原作漫画『シュラバ婚~もう一度夫に恋するチャンスを下さい~』(スズカケン画)発表[9]。
漫画とは別に、怪奇な話や数奇な運命の人などをテーマとしたネットラジオを主にポッドキャストで配信している。[5]
代表作は週刊「女性自身」(光文社)連載の歴史伝奇ロマン『時遍路』(松文館、2010年10月20日発行)[6]。
2014年に個人誌「怪楽奇譚」を自費出版。[10]
作品リスト
[編集]※以下ジャンル別に掲載。単行本収録作品には初出情報を掲載。
ティーンズラブ
[編集]単行本
[編集]- 「恋色万華鏡」(松文館 2005/5/5発行[11])
- 「ハードコア リング」(「恋愛美人 if」2004/7月号 セブン新社[12])
- 「再会の罠」(「キャンディタイム」2002/12月号 富士見出版[12])
- 「球根」(「キャンディクラブ」2002/10月号 日本出版社[12])
- 「彼岸過迄」(「キャンディクラブ」2002/12月号 日本出版社[12])
- 「凍土の兎」(「キャンディクラブ」2003/2月号 日本出版社[12])
- 「最後に笑うのは」(「ほんとうに怖い童話」2003/8月号 ぶんか社[12])
- 「痩身鬼骨絵図」(「ほんとうに怖い童話」2003/5月号 ぶんか社[12])
- 「でんでら野」(「ほんとうに怖い童話」2001/9月号 ぶんか社[12])
- 「夜嵐お絹」(「ほんとうに怖い童話」2002/10月号 ぶんか社[12])
- 「純愛エロティック」(松文館 2005/9/5発行[13])
- 「純情エクスタシー」(松文館 2006/2/5発行[15])
- 「背徳ラビリンス」(松文館 2006/11/5発行[17])
- 「快楽エンドレス」(松文館 2009/2/15発行[19])
- 「純潔Goodbye」(松文館 2009/5/5発行[21])
- 「あやかし恋華 1」(宙出版 2019/5/1発行[27])
電子書籍
[編集]- 「喰って愛して抱いてやる!~あやかし兎と俺様山賊~」(ショコラシュクレ デジタル)[28]
- 「即身LOVE裸仏」(スマートゲート)[29]
- 「淫喰い陰陽師」(スマートゲート)[30]
- 「彼と私のヒミツな愉しみ」(イマジナリーワークス)
- 「限界エッチが止まりません!~キスして愛して一晩じゅう~」(イマジナリーワークス)
- 「誰にも言えないマル秘Hしたい男(8)(9)」(松文館)※アンソロジーで(1)~(7)は他者の作品
ロマンスコミック
[編集]単行本
[編集]- 「呼び覚まされた屈辱」(ハーパーコリンズ・ジャパン 2017/8/1発行[31])
- ※原作 ケイト・ハーディ。ハーレクイン・ロマンス2007年6月刊[31]
- 「宝石王と淫らな契約」(ハーパーコリンズ・ジャパン 2019/4/20発行[32])
レディースコミック
[編集]電子書籍
[編集]- 「歯科診察室は淫らな香り」(ジュネット)
- 「美少年飼育」(ジュネット)
- 「芸能界大性功の裏側」(ジュネット)
- 「堕天使たちの淫らな遊び」(らいむもーど)
- 「運命の恋人~アブでつかまって~」(らいむもーど)
- 「お仕置きと奉仕~恋のリセット~」(らいむもーど)
- 「悪女~兄と弟にもてあそばれて~」(らいむもーど)
- 「その日拾った恋~ご主人様の見つけ方~」(らいむもーど)
- 「闇に沈む~人妻の甘い罠~」(らいむもーど)
伝奇ロマン
[編集]単行本
[編集]- 「時遍路(上)」(松文館 2010/11/15発行[2])(「女性自身」2009/5/26~9/22 光文社[33])
- 「時遍路(下)」(松文館 2010/11/15発行[34])(「女性自身」2009/9/29~2010/2/9 光文社[35])
電子書籍
[編集]- 「戦国無頼 ぱらいそ~天草四郎異聞~」(2010年 WEBCOMIC「戦国無頼」にて連載)[36]
- 2010年4月3日発売の「戦国無頼」5月号(創刊第3号)にて新連載[37]。その後雑誌の休刊、ウェブコミック化に伴いウェブコミックで連載。
その他のジャンル・アンソロジー
[編集]単行本
[編集]アンゾロジー等への掲載
[編集]- 「開けるな」(2014/8月 「「サクラミステリー」(メディアックス))[6]
- 「ヴィーナスの腰布」 (2014/7月 「まんが このミステリーが面白い!超推理SP赤川次郎特集(ぶんか社)」) 再録掲載[6]
- 「夫は泥棒、妻は刑事」 (2014/4月23日 「このミステリーが面白いvol37(ぶんか社)」) に掲載[6]
- 「マンガでわかる日本文学」(池田書店 2014/7/23)あんの秀子著[40]。
- 「上様のみだらな寵愛アンソロジー」(宙出版 2021/3/13[41] ※竹姫ほか2名の作品を収録。
電子書籍
[編集]オンライン連載コラム
[編集]連載漫画コラム『奇談倶楽部』は、オンラインサイトのBEST TiMES(ベストタイムズ)に2018年2月~2019年6月に6回に渡って掲載された。
- 奇談倶楽部-第一回-「一休さん破天荒伝説」(2019/2/1)[42]
- 奇談倶楽部-第二回-「永久に家族で 死後記念写真」(2019/2/18)[42]
- 奇談倶楽部-第三回-「魅惑の女スパイ マタハリ」(2019/3/1)[42]
- 奇談倶楽部-第四回-「九州にある、世にも奇妙な?古墳の名は『チブサン/オブサン古墳』」(2019/3/26)[42]
- 奇談倶楽部-第五回-「思わず人に話したくなる話 浮世絵を100倍楽しく観る方法」(2019/5/31)[42]
- 奇談倶楽部-第六回-「日本人気質によく合っている浮世絵…!?」(2019/6/21)[42]
※以上は竹姫名義による。
ボーイズラブ
[編集]※いずれも橘エイカ名義による作品。
単行本
[編集]- 「刺青二戀シテ」(松文館 2006/9/5発行[43])
- 「海と君と瞳」(松文館 2009/3/15発行[45])
- 「Sweet corpse」(密林社 2010/12/30)
- 「NEO UNDER」(密林社 2011/8/14)
- 「セルリアンブルーの空」(松文館 2011/11/25発行[47])
電子書籍
[編集]- 「冥土の飛脚2」(スマートゲート)[50]
- 「腐ッテモ恋!!~妄想記者、歌舞伎役者に襲われる!?~」(宙出版)
- 「スガオじゃ愛は語れない~ジェラシーで萌え萌えH~」(宙出版)
脚注
[編集]- ^ 竹姫 (a). 純情エクスタシー, p. カバー折り返し (2006年2月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1640-9
- ^ a b 竹姫 (a). 時遍路, vol. 上, p. カバー折り返し (2010年11月15日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2372-9
- ^ a b c “竹姫のX(旧twitter)”. 2024年4月12日閲覧。
- ^ “TINAMI - 竹姫/橘エイカさんのクリエイタープロフィール”. 2024年4月27日閲覧。
- ^ a b 信太謙三 (w), 竹姫 (a). 新日本縄文書紀, p. カバー折り返し (2019年5月30日). KKベストセラーズ, ISBN 978-4-584-13922-6
- ^ a b c d e f g h i j 竹姫. “「青色廃園」”. 2024年4月29日閲覧。
- ^ 竹姫 (a). 恋色万華鏡, p. 後書き. 松文館, ISBN 4-7901-1461-9
- ^ 竹姫. “「今夜もメルルーサ」”. 2024年4月14日閲覧。
- ^ 竹姫. “「シュラバ婚~もういちど夫に恋するチャンスを下さい~」”. U-NEXT. 2024年4月29日閲覧。
- ^ a b c d 竹姫 (a). 怪楽奇譚, p. 奥付 (2014年11月8日). 竹姫(自費出版)
- ^ 竹姫 (a). 恋色万華鏡, p. カバー (2005年5月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1461-9
- ^ a b c d e f g h i 竹姫 (a). 恋色万華鏡, p. 奥付 (2005年5月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1461-9
- ^ 竹姫 (a). 純愛エロティック, p. カバー (2005年9月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1546-1
- ^ a b c d e f g 竹姫 (a). 純愛エロティック, p. 奥付 (2005年9月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1546-1
- ^ 竹姫 (a). 純情エクスタシー, p. カバー (2006年2月5日). 松文館, ISBN 4-7901-2205-0
- ^ a b c d e f g 竹姫 (a). 純情エクスタシー, p. 奥付 (2006年2月5日). 松文館, ISBN 4-7901-2205-0
- ^ 竹姫 (a). 背徳ラビリンス, p. カバー (2006年11月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1817-7
- ^ a b c d e f 竹姫 (a). 背徳ラビリンス, p. 奥付 (2006年11月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1817-7
- ^ 竹姫 (a). 快楽エンドレス, p. カバー (2009年2月15日). 松文館, ISBN 4-7901-2205-0
- ^ a b c d e f 竹姫 (a). 快楽エンドレス, p. 奥付 (2009年2月15日). 松文館, ISBN 4-7901-2205-0
- ^ 竹姫 (a). 純潔Goodbye, p. カバー (2009年5月5日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2230-2
- ^ a b c d e 竹姫 (a). 純潔Goodbye, p. 奥付 (2009年5月5日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2230-2
- ^ 竹姫 (a). 吉原泡姫奇譚 花魁ユイ, p. カバー (2013年2月10日). 日本文芸社, ISBN 978-4-537-12995-3
- ^ a b c d e 竹姫 (a). 偽り姫と蜜の香, p. 奥付 (2018年12月31日). 宙出版, ISBN 978-4-537-12995-3
- ^ “ル・ノエルvol.5”. ル・ノエルvol.5. 宙出版. 2024年4月24日閲覧。
- ^ “ル・ノエルvol.6”. ル・ノエルvol.6. 宙出版. 2024年4月24日閲覧。
- ^ a b c d e f 竹姫 (a). あやかし恋華, vol. 1, p. 奥付 (2019年5月1日). 宙出版, ISBN 978-4-7767-4939-4
- ^ “ショコラシュクレデジタル「喰って愛して抱いてやる!~あやかし兎と俺様山賊~」” (2023年4月8日). 2024年4月14日閲覧。
- ^ “スマートブック「即身LOVE裸仏 完全版」” (2023年10月20日). 2024年4月14日閲覧。
- ^ “スマートブック「淫喰い陰陽師 完全版」” (2023年11月17日). 2024年4月14日閲覧。
- ^ a b ケイト・ハーディ (w), 竹姫 (a). 呼び覚まされた屈辱, p. 奥付 (2017年8月1日). ハーパーコリンズ・ジャパン, ISBN 978-4-596-99086-0
- ^ a b みかづき紅月 (w), 竹姫 (a). 宝石王と淫らな契約, p. 奥付 (2019年4月20日). ハーパーコリンズ・ジャパン, ISBN 978-4-596-58691-9
- ^ 竹姫 (a). 時遍路, vol. 上, p. 奥付 (2010年11月15日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2372-9
- ^ 竹姫 (a). 時遍路, vol. 下, p. カバー折り返し (2010年11月15日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2373-6
- ^ 竹姫 (a). 時遍路, vol. 下, p. カバー折り返し (2010年11月15日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2373-6
- ^ 竹姫 (a). 時遍路, vol. 上, p. 広告ページ (2010年11月15日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2372-9
- ^ “松文館「戦国無頼」2010年5月号(4月3日発売)の広告ページ”. 2024/4/14閲覧。
- ^ 信太謙三 (w), 竹姫 (a). 新日本縄文書紀 (2019年5月30日). KKベストセラーズ, ISBN 978-4-584-13922-6
- ^ 赤川次郎 (w), 中原まい) (a). まんがでイッキ読み!赤川次郎ミステリー傑作選 怪奇トリック編 (2021年12月23日). ぶんか社, ISBN 9784821128785
- ^ 『マンガでわかる日本文学』池田書店、2014年7月23日。ISBN 4262154165。
- ^ a b 沢城利穂 (w), 霜月星良,竹姫,倖月さちの (a). 上様のみだらな寵愛アンソロジー, p. 初出一覧,奥付 (2021年3月13日). 宙出版, ISBN 978-4-7767-5276-9
- ^ a b c d e f “BEST TiMES 竹姫の記事一覧”. 2024年4月30日閲覧。
- ^ 橘エイカ (a). 刺青二戀シテ, p. カバー折り返し (2006年9月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1778-2
- ^ a b c d e f g h 橘エイカ (a). 刺青二戀シテ, p. 奥付 (2006年9月5日). 松文館, ISBN 4-7901-1778-2
- ^ 橘エイカ (a). 海と君と瞳, p. カバー折り返し (2009年3月15日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2214-2
- ^ a b c d e f g 橘エイカ (a). 海と君と瞳, p. 奥付 (2009年3月15日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2214-2
- ^ 橘エイカ (a). セルリアンブルーの空, p. カバー折り返し (2011年11月25日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2407-8
- ^ a b c d e f g h i j k l 橘エイカ (a). セルリアンブルーの空, p. 奥付 (2011年11月25日). 松文館, ISBN 978-4-7901-2407-8
- ^ “「冥土の飛脚~堕とされた純愛」” (2023年10月13日). 2024年4月14日閲覧。
- ^ “「冥土の飛脚~堕とされた純愛2」” (2023年10月13日). 2024年4月14日閲覧。