竜王スケートリンク
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竜王スケートリンク(りゅうおうスケートリンク)は、かつて滋賀県にあったスケートリンク。びわこ竜王スケート(びわこりゅうおうスケート)という愛称があった[注 1][1]。
概要
[編集]近江観光開発が運営した屋外スケート場であり、鏡山の山陰にあった[1]。開設当時は竜王IC(名神高速道路)が無く[注 2]、国道8号から美松台[注 3]方面へ延びる道路も当スケート場の入口付近までしか整備されていなかったが、高度経済成長期と重なり、「竜王町内に工場が整備された事」や「自家用車を持つ家庭が増えた事」などで来場者数が増加し、テレビ番組のロケや中継が行われた事もあった[1]。全盛期の1日あたりの来場者数は5,500人を数えたが[1]、2000年に閉鎖された[1]。
歴史
[編集]基礎情報
[編集]- 運営:近江観光開発(株)
- 形状:屋外(100 m×50 m)
- 面積:12,000 m2
所在地
[編集]- 滋賀県蒲生郡竜王町大字鏡2177-3(北緯35度4分58.68秒 東経136度5分14.37秒 / 北緯35.0829667度 東経136.0873250度座標: 北緯35度4分58.68秒 東経136度5分14.37秒 / 北緯35.0829667度 東経136.0873250度)
その他
[編集]- 駐車場は広谷池に面しており、池のすぐ近くに古墳(広谷池古墳)がある[1][2]。
- 整氷作業は専用の整氷車を用いることを基本としているが、当スケート場ではトヨタ・ランドクルーザーやスズキ・ジムニーを牽引自動車とし、その後方に整氷用の鉋を付けてその作業を行っていた[1]。
- 2022年に『竜王五感のおもいでカルタ』が滋賀県立大学によって製作された[注 4][3][4][5]。なお、このカルタには当スケート場を読んだ札がある[注 5][4]。
- 2022年10月から12月に三井アウトレットパーク 滋賀竜王でスケートリンクが臨時開設されたことがある[6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “懐かしの「びわこ竜王スケート」” (PDF). 竜王を知ろう! 2016 Vol.3 -我が町の記憶遺産。ああ懐かしの「びわこ竜王スケート」-. 竜王町商工会 (2016年11月22日). 2023年6月11日閲覧。
- ^ “鏡山ハイキングコース(初級〜中級)” (PDF). 織田信長が天下統一を夢見て. 東近江行政組合. 2016年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月11日閲覧。
- ^ “生活デザイン学科徐ゼミの4回生が三井アウトレットパーク滋賀竜王と滋賀県立大学の連携事業「竜王ふるさとプロジェクト」で『竜王五感のおもいでカルタ』を制作しました”. トピックス 令和4年度の情報. 滋賀県立大学. 2023年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月11日閲覧。
- ^ a b 「竜王カルタ 思い出紡ぐ」『読売新聞オンライン』2022年5月14日。オリジナルの2023年6月11日時点におけるアーカイブ。2023年6月11日閲覧。
- ^ 「竜王町民の思い出をカルタに 県立大生が聞き取り通じ制作」『中日新聞』2022年5月12日。オリジナルの2022年5月11日時点におけるアーカイブ。2023年6月11日閲覧。
- ^ “10月7日(金)〜12月25日(日)竜王町にスケートリンクが期間限定でOPEN!”. 竜王町観光協会. 2023年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月11日閲覧。 “(竜王町のスケートリンクとしては、かつてあった「竜王スケートリンク」以来、約20年ぶりの復活!(原文ママ))”
外部リンク
[編集]- 1989年 アイススケート場【なつかしが】 - YouTube(アミンチュ公式チャンネル(びわ湖放送)、2020年9月29日公開)
- 【しがレガシー】あの日のスケートリンク - ウェイバックマシン(2022年1月31日アーカイブ分) - NHK 関西ブログ