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窪田聡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

窪田 聡(くぼた さとし、1935年 - )は日本の作詞家。東京市向島区生まれ。本名は久保田俊夫[1]

人物

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小学生時代、太平洋戦争の戦時中に1年間ほど長野県上水内郡津和村(現長野市)へ疎開した。

雑誌『高校文学』主催の全国小説コンクールで最終選考まで残る[1]1954年開成高校卒業後、早稲田大学第二文学部に合格するものの家出[1]。製油会社に就職するとともに、中央合唱団の研究生になる[1]日本共産党に入党するが7年後に除名される[1]。この時期、1年間ほど住み込みの新聞配達員、事務員など職を転々とする。

その後中央合唱団専従、うたごえグループ・トロイカ主宰、日本音楽協議会事務局次長。

この間、一貫して”はたらくものの音楽”のジャンルで創作・演奏活動を展開[1]

かあさんの歌』はうたごえ運動に触れた初期の1956年の作品。

1988年岡山県邑久郡牛窓町(現瀬戸内市)に移住。

東京時代から”相棒”の篠田澄江とふたりで<鈍工房>を運営。

鈍工房は音楽に関する企画・出版の工房名。

2002年鈍工房に隣接して竣工した小ホール<自由空間DON>で音楽集会「窪田聡・歌のある風景」を年数回開催している。

脚注

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  1. ^ a b c d e f 読売新聞文化部『唱歌・童謡ものがたり』岩波書店、1999年、252-253頁。ISBN 4-00-023340-8