窓泉寺 (掛川市)
表示
窓泉寺 | |
---|---|
所在地 | 静岡県掛川市西大渕5532 |
位置 | 北緯34度41分10.8秒 東経137度58分48.4秒 / 北緯34.686333度 東経137.980111度座標: 北緯34度41分10.8秒 東経137度58分48.4秒 / 北緯34.686333度 東経137.980111度 |
山号 | 大渕山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 天正7年(1579年) |
開基 | 大須賀康高 |
正式名 | 大渕山窓泉寺 |
法人番号 | 6080405004764 |
由緒
[編集]当寺は横須賀城初代城主、大須賀康高が亡き室(妻)の菩提を弔うため、天正7年に建立した。亡室の法名が高桂院殿清心窓泉大姉であったので窓泉を寺号に定めた。開山は茂嶽和尚である。和尚は康高の実の叔父に当たる。寺を建立する前は、山崎の清ヶ谷(せいがや)に小さな庵を建てて居住していたという。康高は寺建立後も亡妻のために追善の湯茶会を催し、また境内は勿論、門前及び周囲の山林など寄付した。その後、城主は代々黒印をこの寺に賜る。本多利長(12代)の時、大須賀出羽守が黒印を紀伊大納言の墨付をもとに徳川家光の朱印に改め、これより徳川代々家茂までの朱印9通を残している。開山茂嶽和尚より6代繁山和尚迄に建立した末寺は、八ヶ寺を数えた。文化8年9月5日の夜、開山以来の本堂その他の堂宇を焼失した。その後天保4年、15代大底和尚の時再建し、今に至っている。現在住職野々垣黙成まで18代約400年を経過する寺である[1]。
アクセス
[編集]秋葉バスサービス秋葉中遠線「新横須賀」停留所から徒歩約5分。(JR東海道線袋井駅から横須賀車庫前行または大東支所行バスで約20分。)
参考文献
[編集]- 大須賀町誌編纂委員会 『大須賀町誌』 静岡県小笠郡大須賀町
脚注
[編集]- ^ 「大須賀町誌」を参照