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穂別博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
穂別博物館
地図
施設情報
正式名称 むかわ町立穂別博物館
専門分野 化石
事業主体 むかわ町
開館 1982年(昭和57年)
所在地 054-0211
北海道勇払郡むかわ町穂別80番地6
位置 北緯42度45分58.02秒 東経142度8分8.57秒 / 北緯42.7661167度 東経142.1357139度 / 42.7661167; 142.1357139座標: 北緯42度45分58.02秒 東経142度8分8.57秒 / 北緯42.7661167度 東経142.1357139度 / 42.7661167; 142.1357139
外部リンク 穂別博物館
プロジェクト:GLAM
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穂別博物館(ほべつはくぶつかん)は北海道勇払郡むかわ町にある博物館

沿革

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博物館入口に展示されている「むかわ竜」の実物大レリーフ
  • 1975年昭和50年):穂別町(当時)在住の男性が、山中で骨の化石を発見した。1977年(昭和52年)、この化石は首長竜の化石であることが判明し、化石は地名と発見者の名前から「ホベツアラキリュウ」と名付けられた。
  • 1982年(昭和57年):上記の化石を研究・保管して展示するため、穂別町立博物館を開館[1]。全身骨格が展示されている[2]
  • 2003年平成15年):町内在住の男性が沢で化石を発見した。この化石はハドロサウルス科と推測されており[3]、同博物館と北海道大学によって発掘・調査が進められる[4][5][6][7][8][9]。2016年12月にむかわ竜と名付けられる(通称であり、学名はカムイサウルス)。
  • 2006年(平成18年):旧穂別町および鵡川町が合併し、むかわ町が設置されたことにより、むかわ町立穂別博物館に改称[1]
  • 2017年(平成29年):むかわ竜の全身骨格の再現が完了する。
  • 2019年(平成31年):白亜紀後期(7千万-8千万年前)の新種を含むアンモナイトの化石34種141点の寄贈を受けて展示を開始。アンモナイトは、日高町新冠町の境にある里平地域で発見されたもの[10]
  • 2019年(令和元年):東京上野の国立科学博物館で行われた『恐竜博2019』にて、むかわ竜がメイン展示に選ばれる。展示のために、穂別博物館が所蔵するむかわ竜、ホベツアラキリュウ(新復元)、ティラノサウルス(普段は収蔵庫所蔵非公開)が貸し出された。またむかわ竜が正式に新種と認定され学名がつけられた。

施設

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  • 化石学習館
  • かせき学習館 作業場
  • かせき学習館 収蔵庫

脚注

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  1. ^ a b どうやってできたの?
  2. ^ 博物館からのお知らせ
  3. ^ 恐竜の頭骨を北海道・穂別で確認
  4. ^ むかわ町穂別で恐竜の化石発見 草食系のハドロサウルスか
  5. ^ 北大など、むかわ町穂別から北海道で4例目となる恐竜の化石を発見
  6. ^ むかわ町穂別から恐竜全身骨格化石を確認
  7. ^ むかわ町穂別産恐竜の頭骨一部を発見
  8. ^ 恐竜の頭骨化石を確認 北海道むかわ町
  9. ^ むかわ町穂別での恐竜発掘⑨ 2014年の第二次発掘①
  10. ^ アンモナイト新種発見 日高、新冠両町境の里平地域-穂別博物館で公開”. 苫小牧民放 (2019年3月27日). 2019年3月31日閲覧。

外部リンク

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