コンテンツにスキップ

稲木亀次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

稲木 亀次郎(いなぎ かめじろう、生年不詳 - 1924年大正13年)[1])は、日本実業家

経歴

[編集]

静岡県の鳥獣剥製業者で[2]、製革業を営む[3][注 1]。斃牛馬化製所を経営する[6]駅弁を製造販売するが、中途で他に譲り廃業する[1]静岡屠場監査役をつとめる[7][8]

人物

[編集]

日本赤十字社特別社員である[9]。住所は静岡市八番町[9]、同市白山町[10]。長男は皮革骨脂製造販売業を営む稲木芳雄(稲木商店)[1]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 『大日本皮革及皮革製品業大鑑』の静岡県皮革之部には原料販売者として稲木亀次郎(牛馬皮、革、毛皮、染革 伊豆屋)の名前が挙げられている[4]。『帝国信用録 15版 大正11年』には「皮革、静岡、白山」とある[5]

出典

[編集]
  1. ^ a b c 『静岡県職業名鑑 御成婚紀念』94頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  2. ^ 『行政警察参考資料 第1編』26頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  3. ^ 『静岡商工人名録 2巻』178頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  4. ^ 『大日本皮革及皮革製品業大鑑』静岡県 122頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  5. ^ 『帝国信用録 15版 大正11年』静岡県 3頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  6. ^ 『静岡市之研究』24頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  7. ^ 『官報 1911年02月01日』官報 第8281号付録 2頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  8. ^ 『帝国銀行会社要録 附・職員録 大正10年(第10版)』静岡県 62頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  9. ^ a b 『日本赤十字社社員記念写真帖 第1輯』79頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。
  10. ^ 『静岡市地主名鑑』148頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月19日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 大蔵省印刷局編『官報 1911年02月01日』日本マイクロ写真、1911年。
  • 東洋皮革新誌社編『大日本皮革及皮革製品業大鑑』東洋皮革新誌社、1911年。
  • 静岡市地主名鑑』帝国興信所静岡支所、1916年。
  • 静岡県警察部保安課編『行政警察参考資料 第1編』静岡県警察部保安課、1920年。
  • 『静岡商工人名録 2巻』静岡商業会議所、1917 - 1920年。
  • 静岡警察署編『静岡市之研究』静岡県内務部社会課、1921年。
  • 帝国興信所編『帝国銀行会社要録 附・職員録 大正10年(第10版)』帝国興信所、1921年。
  • 帝国興信所編『帝国信用録 15版 大正11年』帝国興信所、1922年。
  • 町田熊男編『日本赤十字社社員記念写真帖 第1輯』日本赤十字社社員記念写真刊行会、1923年。
  • 久保田甚作『静岡県職業名鑑 御成婚紀念』久保田政春、1926年。