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秋村功

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

秋村 功(あきむら いさお、1932年7月24日 - 1990年7月4日)は、日本歌人短歌評論家環境問題を専門とする国際公務員(元国際連合環境計画UNEP)支援措置部長)。一橋大学商学部卒。本名崎村久夫宮崎県宮崎市出身。

未来短歌会の同人で、我妻泰(田井安曇)の「未来手帖」のあとを継ぎ、洗練された文章を記していた。その我妻泰と歌誌『河』を編む。岡井隆吉本隆明と定型論争を繰り広げた際は、アメリカ社会学社会心理学の知識を授けてブレーンとなった[1]

1958年、「短歌散文化の性格」で第3回現代短歌評論賞受賞。

晩年は環境問題に取り組み、国際湖沼委員会などの設立に尽力した。

野村総合研究所上席研究員の崎村夏彦は長男[2]

脚注

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  1. ^ 岡井隆・小高賢 『私の戦後短歌史』 角川書店、2009年。
  2. ^ .Nat Zone Identity and Privacy