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私立さくらんぼ小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私立さくらんぼ小学校
ジャンル ゲーム
審査 ソフ倫
主要人物 苦魔鬼轟丸、みそおでん
デビュー作 おれのなつやすみ
2002年12月30日
最新作 炉姦12 ~アリスたちの膣と感触~
2018年4月20日
公式サイト 苺みるく・私立さくらんぼ小学校
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私立さくらんぼ小学校(しりつさくらんぼしょうがっこう)とは、同人アダルトゲームブランドである。さく小と略される。 主要スタッフ構成を同じくする同人サークル赤ちゃん倶楽部、同人/商業ブランド苺みるく、左記商業ブランドの合名会社スタジオミルク、巨乳少女専門サークル私立さくらんぼ乳学校[1]についても合わせて説明する。

概略

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シナリオライター苦魔鬼轟丸と原画みそおでんで知られるゲームブランドである。苦魔鬼轟丸は自身をロリコンであると公言しており[2]、本ブランドもロリ系ブランドとして知られる[3]。一方、産経新聞ではアダルト系美少女アニメサイトとして紹介されている[4]が、それは誤りである。

商業作品においてはソフ倫規定に従い、18歳未満である旨が特定可能な記述は避けており、年齢も明記されていない[5]。また、『奥さまは○学生』以降は以前の作品のリニューアルDVD版なども含む同人作品においては、同人ショップに配慮して、パッケージや公式サイトでの年齢告知を控えている[6]。作中では、同人作品では年齢が明記されることが多く、商業作品を含めても、身長130cm台、体重20kg台後半、5年生や6年生[7]ランドセルなどの低年齢を想起させる要素を多用しており、裸エプロンならぬ裸ランドセルは同ブランドの定番シチュエーションとなっている。他、聖水も多用される。また、『たんぽぽ 〜Everything Nice〜』のようにショタ要素を含む作品も一部存在する。『フレンズ -Child Flower-』のDLsite.com版などのようにダウンロード販売されている作品のうち、一部の作品は一部のダウンロード販売サイトの倫理規定に抵触していることから、表現変更版として内容を変えて発売されているものもある。

たんぽぽ 〜Everything Nice〜』までの作品では子供達の日常を描くジュブナイル路線を採用していたが、『おれのなつやすみ』で世間の流行に乗ってエロ萌え路線を採用する。エロ萌え路線では他メーカーとの差別化ができない、さく小が作る意味がないと考えるものの、『おれのなつやすみ』が売れてしまったため、経済的余裕がないとなかなかジュブナイル路線に戻ることはできないとして、『こどもみるくぱふぇ』以降は女の子視点の採用などの要素を盛り込んだロリータ路線を採用、現在に至っている[8]。後続作品の中には『少女と世界とお菓子の剣 〜Route of AYANO〜』のように、ジュブナイル路線を取り入れた作品も一部存在する。

初期の作品には独自エンジンAkane4やransel(ランドセル)を使用していたが、『おれのなつやすみ2』以降は汎用エンジンである吉里吉里を多用しており[9]、リニューアル版として発売する作品においても吉里吉里で組み直した作品が見られる。なお、シナリオエンジンにranselを使っている頃のゲーム起動用実行ファイル名はransel.exeであり、EXEアイコンもランドセルの絵柄となっている。

沿革

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同人ソフトサークル「赤ちゃん倶楽部」(あかちゃんくらぶ)が前身、2000年に法人化して合名会社スタジオミルクの商業ブランドとなる。某所から「ブランド名に『赤ちゃん』の言葉を含めるのがまずい」と通達がある等の諸事情[10]から2002年にブランド「苺みるく」(いちごみるく)と改めるが、同2002年に発売された2作品以降は商業活動を休止しており[11]、以降は同人ブランド「私立さくらんぼ小学校」として活動を続け、現在に至る。

ロゴ

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同ブランド製品のオープニング時に、校章風の金縁スタイルで、円の中に私立さくらんぼ小学校の文字が描かれている。また、表示の際には女の子の声で同ブランド名が読み上げられる。

作品一覧

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赤ちゃん倶楽部

赤ちゃん倶楽部(商業ブランド)

苺みるく(商業ブランド)

私立さくらんぼ小学校

私立さくらんぼ乳学校

主なスタッフ

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  • 苦魔鬼轟丸(くまき とどろきまる)(企画、シナリオ、スクリプト、プログラム)
ロリータ作品を好む[12]
おっぱい好きが高じて、「私立さくらんぼ乳小学校」のブランド立ち上げを行う[13][14]

その他

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2011年4月に山形県東根市に開校予定の小学校の名称が「東根市立さくらんぼ小学校」と、名称が類似していたために物議を醸していた[4][15]が、東根市が撤回し「東根市立大森小学校」と変更した。

脚注

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  1. ^ みそおでんからのおしらせ”. 2013年3月18日閲覧。
  2. ^ ょぅι゙ょ日記 2003年10月”. 2008年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月22日閲覧。 - 第3週エピソードなど随所で語っている
  3. ^ “東大卒・文科省官僚「児童ポルノ」流出 省の内部資料も”. ZAKZAK (産経デジタル). (2009年12月4日). オリジナルの2009年12月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091207080655/http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20091204/dms0912041606008-n2.htm 2011年2月15日閲覧. "「同人ゲーム 私立さくらんぼ小学校」……など、そのスジでは有名とされる作品のタイトルがずらりと並んでいた。" 
  4. ^ a b “公募なのに…アダルト系美少女アニメサイトと同じ小学校名”. イザ! (産経デジタル). (2010年9月8日). オリジナルの2010年9月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100911074953/http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/education/437749 2011年2月15日閲覧。 
  5. ^ ょぅι゙ょ日記2004年3月”. 2008年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月22日閲覧。 - 第4週エピソードに記載。
  6. ^ ょぅι゛ょ日記 2006年8月11日”. 2009年2月22日閲覧。 - 「年齢未表記」節に記載。
  7. ^ 商業作品では小学生とは謳っていない
  8. ^ ょぅι゙ょ日記 2003年12月”. 2005年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月22日閲覧。 - 第1週エピソードより。
  9. ^ ょぅι゙ょ日記 2003年07月”. 2005年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月22日閲覧。 - 第3週エピソードで、おれのなつやすみ2で試用する旨を語っている。
  10. ^ 苦魔鬼轟丸公式サイト(ベクター内)”. 2009年2月22日閲覧。
  11. ^ ょぅι゙ょ日記 2005年06月”. 2005年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月22日閲覧。 - 第5週エピソードで、『妹ペット』の次には『こどもみるくぱふぇ商業版』を予定と語っており、完全休止というわけではない。
  12. ^ みそおでんからのおしらせ”. 2013年3月18日閲覧。
  13. ^ みそおでんからのおしらせ”. 2013年3月18日閲覧。
  14. ^ みそおでんからのおしらせ”. 2013年3月18日閲覧。
  15. ^ “さくらんぼ小学校、アダルトサイトに同じ名が:社会”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2010年9月8日). オリジナルの2010年9月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100909124723/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100907-OYT1T01203.htm 2010年9月8日閲覧。 

外部リンク

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