福助工業
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本社屋 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒799-0495 愛媛県四国中央市村松町190 |
設立 | 1949年4月 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 3500001014441 |
事業内容 | 各種軽包装資材製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 井上雄次 |
資本金 | 4億円 |
売上高 | 1,009億円(2018年3月期) |
経常利益 | 62億円(2018年3月期) |
従業員数 | 連結:2905名 単独:966名 |
外部リンク | http://www.fukusuke-kogyo.co.jp/ |
福助工業株式会社(ふくすけこうぎょう)は、愛媛県四国中央市に本社を置く軽包装資材のメーカー。レジ袋の生産量では全国一を誇る[1][2]。
会社概要
[編集]沿革
[編集]歴史
[編集]- 1910年に井上小次郎が松柏村(現四国中央市)に水引、元結を製造する家内制手工業を創業、戦後の1950年にのし紙、紙袋などを製造するようになった[1]。
- 1960年に福助工業に社名を変更、いざなぎ景気の最中の1967年にポリエチレン製品の製造を開始[2]、高度経済成長期に急増したスーパーマーケットのレジ袋に利用されるようになったポリエチレン袋は、水に濡れても破れにくいため、会社は大きく成長した[1][2]。
- 1973年の石油危機直後の1974年には、他社に先駆けて従来の1/2から1/3となる約10マイクロメートルの極薄の規格袋を開発、その後レジ袋では約2割、業務用規格袋では約3割のシェアを獲得している[1]。
- 1994年の中国天津市を皮切りに、1996年にはインドネシア、2004年には上海市にも進出した。
- 2008年には、ユニーとの提携でレジ袋のリサイクルシステムも構築した[1]。
- 2019年に、土や海でも微生物の働きにより9割超の生分解が可能なレジ袋を開発。[3][4][5][6]。海中でも分解可能なものとして世界初の素材となる。2020年夏に商用販売される。
主な事業所
[編集]- 本社工場 - 愛媛県四国中央市村松町190
- 埼玉工場 - 埼玉県児玉郡美里町小茂田621
- 三重工場 - 三重県いなべ市藤原町下相場692-1
- 馬路工場 - 徳島県三好市池田町馬路久保14-1
- 井ノ久保工場 - 徳島県三好市池田町白地井ノ久保1043
- 津根工場 - 愛媛県四国中央市土居町津根3570-1
- 土居工場 - 愛媛県四国中央市土居町土居2616
- 関川工場 - 愛媛県四国中央市土居町畑野36-3
- ラミネート工場 - 愛媛県四国中央市土居町畑野36-1
- 新居浜工場 - 愛媛県新居浜市多喜浜6-11-47
- 大分工場 - 大分県大分市大字三佐字八幡島1837
脚注
[編集]- ^ a b c d e “福助工業”. 朝日新聞 (2010年12月22日). 2011年2月6日閲覧。
- ^ a b c “暮らしのなかの「包む」を演出!! -ポリエチレン製規格袋のシェア日本一-”. いよぎん地域経済研究センター (2003年9月). 2011年2月6日閲覧。
- ^ 世界初・海洋でも生分解するレジ袋を開発、来夏に販売へ 福助工業
- ^ エコレックス 世界初!海洋および土壌生分解性タイプ完成!
- ^ 海でも分解されるレジ袋 半年で9割超が水と二酸化炭素へ
- ^ 世界初・海洋でも生分解するレジ袋を開発、来夏に販売へ 福助工業