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神田潤一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神田 潤一
かんだ じゅんいち
内閣府大臣政務官の就任に際して公表された肖像写真
生年月日 (1970-09-27) 1970年9月27日(54歳)
出生地 日本の旗 日本 青森県八戸市
出身校 東京大学経済学部
前職 日本銀行行員
所属政党 自由民主党岸田派→無派閥)
親族 曽祖父・神田重雄(八戸市長)
父・神田洋一(八戸市議)
公式サイト 神田潤一OFFICIAL SITE

選挙区 青森2区
当選回数 2回
在任期間 2021年11月2日[1] - 現職
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神田 潤一(かんだ じゅんいち、1970年〈昭和45年〉9月27日 - )は、日本政治家実業家自由民主党所属の衆議院議員(2期)、内閣府大臣政務官

日本銀行職員、金融庁職員を歴任。青森県八戸市出身[2]

曽祖父は2-4代目八戸市長の神田重雄。父は八戸市議会議員や日本共産党三八地区委員長などを務めた神田洋一。

経歴

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青森県立八戸高等学校卒業後、東京大学に入学し、1994年に経済学部卒業、同年日本銀行入行。

2000年に米イェール大学より修士号取得。2004年より日本銀行金融機構局で、主要行や外国金融機関等のモニタリング・考査を担当。2011年に日本生命に出向し、運用リスク管理を担当(2012年まで)。2014年より日本銀行金融機構局 考査運営課市場・流動性リスク考査グループ長。2015年8月から2017年7月まで金融庁に出向し、総務企画局企画課信用制度参事官室企画官として、日本の決済制度・インフラの高度化、およびフィンテックに関連する調査・政策企画に従事。

2017年9月にマネーフォワードに入社し、同年12月より執行役員に就任した。2018年5月には子会社のマネーフォワードフィナンシャル株式会社の代表取締役社長に就任。2021年8月31日マネーフォワード退社。

一般社団法人Fintech協会常務理事(3期~6期8月末 2017年11月29日~2021年8月31日)[3][4]

2021年8月に大島理森の引退に伴い自由民主党青森2区総支部長に就任[2][5]

2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で初当選。2022年2月、宏池会に入会[6]

2024年9月12日、自民党総裁選挙が告示され、旧岸田派からは林芳正上川陽子の2人が立候補した。投票日前日の9月26日22時半頃、産経新聞は、麻生太郎が1回目の投票から高市早苗を支援するよう自派閥の議員に指示を出したとスクープした[7]。9月27日朝、岸田文雄首相は高市が決選投票に残る可能性が高いと踏み、「決選は高市氏以外。党員票が多い方に投じてほしい」と旧岸田派のメンバーに一気に指示を下ろした[8]。高市は1回目の議員投票で、報道各社の事前調査での30~40票を大きく上回る72票を獲得した[9]。党員数と合わせた得票数は1位だったが、決選投票で石破茂に敗れた。神田は1回目の投票では小泉進次郎に投じ、決選投票では石破に投じた[10]

2024年10月27日、第49回衆議院議員総選挙で2選[11]

所属団体・議員連盟

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選挙

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当落 選挙 執行日 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 青森県第2区 自由民主党 12万6137票 61.53% 1 1/3 /
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 青森県第2区 自由民主党 8万2784票 45.38% 1 1/4 /

出典

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  1. ^ 令和3年11月2日青森県選挙管理委員会告示第59号(衆議院小選挙区選出議員選挙における当選人の住所及び氏名並びに候補者届出政党の名称)
  2. ^ a b 【大島氏引退】後継に神田潤一氏推挙の意向 元日銀職員、八戸市出身”. デーリー東北デジタル. デーリー東北新聞社 (2021年8月13日). 2021年8月19日閲覧。
  3. ^ 神田潤一-MONEY PLUS”. MONEY PLUS. 2021年10月5日閲覧。
  4. ^ FINOVATORS Member 神田 潤一氏”. FINOLAB. 2021年10月5日閲覧。
  5. ^ 神田氏が出馬表明/大島氏後継で、衆院2区|行政・政治・選挙|青森ニュース|Web東奥”. Web東奥. 東奥日報社 (2021年8月17日). 2021年8月19日閲覧。
  6. ^ 自民・神田氏が岸田派加入 単独第4派閥に”. 産経新聞 (2022年2月3日). 2022年2月3日閲覧。
  7. ^ <独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から”. 産経新聞 (2024年9月26日). 2024年9月30日閲覧。
  8. ^ 『中日新聞』2024年9月28日付朝刊、11版、1面、「結局派閥 再生遠く 岸田首相が指示『決選は高市氏以外に』」。
  9. ^ 遠藤修平、園部仁史、高橋祐貴 (2024年9月27日). “麻生、安倍派は「消極的支持」で広がり欠く 決選投票で敗れた高市氏”. 毎日新聞. 2024年10月1日閲覧。
  10. ^ 野田佑介、鵜沼照都、渡部耕平、江湖良二 (2024年9月28日). “自民総裁選、青森県内の党員票も石破氏が1位に 野党は警戒”. 朝日新聞. 2024年10月1日閲覧。
  11. ^ 日本放送協会. “衆議院選挙 青森2区 自民 神田潤一氏が2回目の当選|NHK 青森県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年10月29日閲覧。
  12. ^ 政務調査会(部会・調査会・特別委員会等)” (2022年6月7日). 2022年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月27日閲覧。

外部リンク

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