石船神社 (村上市)
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石船神社 | |
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所在地 | 新潟県村上市岩船三日市9-29 |
位置 | 北緯38度11分47秒 東経139度25分55.8秒 / 北緯38.19639度 東経139.432167度座標: 北緯38度11分47秒 東経139度25分55.8秒 / 北緯38.19639度 東経139.432167度 |
主祭神 | 饒速日命・罔象女命・高龗神・闇龗神 |
社格等 | 延喜式内社、旧県社、岩船郡筆頭 |
創建 | 大化4年(648年)以前 |
本殿の様式 | 流造 |
例祭 | 10月18日・19日 |
主な神事 | 岩船大祭 |
地図 |
石船神社(いわふねじんじゃ)は、新潟県村上市の神社。延喜式の式内社で、磐船郡8座の筆頭[1][2][3]。
明治時代の近代社格制度では、新潟県最初の県社に列格した[2]。
歴史
[編集]明神山の南麓に鎮座する。
648年(大化4年)以前に創建された磐舟柵の設置時に、もう既に存在していたというので、それよりも以前の創建ということになる。磐舟柵の位置は今も不明であるが、当社付近にあるという説もあり、昭和32・33年に考古学的な調査が進められ、石畳状をした石組遺構や住居跡などが発見され、この一帯が磐船柵跡に擬定されている[4]。越後名寄に饒速日命が、『石船天磐船に乗り臨幸あり』と記されている[5]。
807年(大同2年)、北陸道観察使の秋篠安人が社殿を建立した[2]。そして、貴船神社(京都市左京区)の分霊を勧請し、合祀した。
神社には、神様が神様の世界から人の世界に降りてきたときのための船として「明神丸(お船様)」が祀られている。奈良県の矢田坐久志玉比古神社が航空交通の神様であるのに対して、海上交通の神様の意味合いが強いようである。
祭神
[編集]饒速日命(にぎはやひのみこと)、罔象女命(みずはのめのみこと)、高龗神(たかおかみのかみ)、闇龗神(くらおかみのかみ)。
境内社
[編集]- 若山社・金比羅社
- 明神権現社
- 大山祇社
- 古峯神社
- 岩船招魂社、他
文化財
[編集]交通アクセス
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 新潟県の歴史散歩編集委員会 編『新潟県の歴史散歩(歴史散歩15)』山川出版社、2009年