石巻山
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石巻山 | |
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西南西から望む | |
標高 | 358 m |
所在地 | 日本 愛知県豊橋市石巻町字南山 |
位置 | 北緯34度47分22秒 東経137度27分35秒 / 北緯34.78944度 東経137.45972度座標: 北緯34度47分22秒 東経137度27分35秒 / 北緯34.78944度 東経137.45972度 |
山系 | 弓張山地 |
プロジェクト 山 |
石巻山(いしまきやま[1][2]、いしまきさん[3])は、愛知県豊橋市石巻町字南山[4]にある標高358mの山[5]。
概要
[編集]愛知県と静岡県の県境に連なる弓張山地の南部である湖西連峰から西側に派生する尾根でかつての八名郡南部に位置する。山頂は石灰岩の巨岩で構成されており、周辺の「石巻山石灰岩地植物群落」は国の天然記念物の指定を受けていて[6][3]、マルバシモツケやクモノスシダなどの石灰岩土壌に生える植物が見られる[7]。
かつては石巻山それ自体が信仰の対象とされ、中腹には式内社の石巻神社が祭られているほか、石巻温泉の旅館や自然科学資料館がある。また、南北朝時代、南朝方の高井主膳正の石巻山城が有った。
登山
[編集]ハイキングコースは豊橋自然歩道として整備されていて、石灰岩の山頂からは360度の展望が開けている。以前は東海地方のロッククライミングにおいて重要な位置を占めていたが、クライマーのマナーの問題などから2006年(平成18年)に登攀禁止となっている[8]。
豊橋市石巻自然科学資料館
[編集]豊橋市内東北部の石巻山中腹に、「豊橋市石巻自然科学資料館」がある[1]。1967年(昭和42年)に開館し、周辺の弓張山地の地質や動植物などを紹介するための施設である[9]。2001年(平成13年)4月、豊橋市自然史博物館の附属施設になり、2002年(平成14年)12月14日にリニューアルオープン[10]。
交通アクセス
[編集]関連画像
[編集]-
東側の弓張山地の県境稜線から望む石巻山
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石巻山山頂
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山頂直下の巨岩
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愛知県道31号東三河環状線沿いにある豊鉄バスの「石巻登山口」バス停
脚注
[編集]- ^ a b 西山 (2010)、84-84頁
- ^ 西山 (2005)、1097頁
- ^ a b コンサイス日本山名辞典 (1992)、40頁
- ^ “石巻山”. 豊橋市. 2022年4月17日閲覧。
- ^ “地図閲覧サービス(石巻山)”. 国土地理院. 2011年11月3日閲覧。
- ^ “国指定文化財等データベース「石巻山石灰岩地植物群落」”. 文化庁. 2015年2月16日閲覧。
- ^ “石巻山石灰岩地植物群落”. 愛知県. 2011年11月3日閲覧。
- ^ “立岩に行くときの注意事項〜2008/2/21の例会の話題から”. 浜松勤労者山岳会. 2011年11月3日閲覧。
- ^ “豊橋市石巻自然科学資料館”. 豊橋市. 2011年11月3日閲覧。
- ^ “豊橋市石巻自然科学資料館”. 豊橋市自然史博物館. 2021年6月26日閲覧。
参考文献
[編集]- 徳久球雄 編『コンサイス日本山名辞典』(修訂版)三省堂、1992年10月。ISBN 4-385-15403-1。
- 日本山岳会『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年11月。ISBN 4-779-50000-1。
- 日本山岳会東海支部『愛知県の山』山と溪谷社〈新・分県登山ガイド 改訂版〉、2010年2月。ISBN 978-4635023726。