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石崎晴己

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石崎 晴己(いしざき はるみ、1940年10月4日[1] - 2023年10月22日)は、日本のフランス文学者翻訳家青山学院大学名誉教授。

ジャン=ポール・サルトルを専門とする。ブルデューエマニュエル・トッドの翻訳書も数多く刊行した。

生涯

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早稲田大学仏文科卒、同大学院博士課程単位取得満期退学ナンシー大学博士課程に留学ののち、立正女子大学助教授、青山学院大学文学部教授、同学部長、青山学院大学総合文化政策学部教授、同学部長等を経て、青山学院大学名誉教授。

2023年10月22日、がんのため死去[2]。83歳没。

単著

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編訳著

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  • 『エマニュエル・トッド 世界像革命』(藤原書店) 2001

共編著

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  • 『サルトル21世紀の思想家 国際シンポジウム記録論集』(澤田直共編、思潮社) 2007.4
  • 『21世紀の知識人 フランス、東アジア、そして世界』(立花英裕共編、藤原書店) 2009.12

翻訳

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エマニュエル・トッド

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  • 『新ヨーロッパ大全』1-2(エマニュエル・トッド、東松秀雄共訳、藤原書店) 1992 - 1993
  • 『移民の運命 同化か隔離か』(トッド、東松秀雄共訳、藤原書店) 1999
  • 『世界像革命 家族人類学の挑戦』(トッド、荻野文隆ほか共訳、藤原書店) 2001
  • 『帝国以後 アメリカ・システムの崩壊』(トッド、藤原書店) 2003
  • 『文明の接近 「イスラームvs西洋」の虚構』(トッド/ユセフ・クルバージュ、藤原書店) 2008
  • 『デモクラシー以後 協調的「保護主義」の提唱』(トッド、藤原書店) 2009
  • 『自由貿易は、民主主義を滅ぼす』(トッドほか、編、藤原書店) 2010
  • 『アラブ革命はなぜ起きたか デモグラフィーとデモクラシー』(トッド、藤原書店) 2011
  • 『最後の転落 ソ連崩壊のシナリオ』(トッド、監訳、中野茂共訳、藤原書店) 2013
  • 『不均衡という病』(トッド、藤原書店) 2014
  • 『トッド 自身を語る』(トッド、編訳、藤原書店) 2015
  • 『家族システムの起原』(トッド、藤原書店) 2016

参考

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脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.44。
  2. ^ “エマニュエル・トッド氏の著作を紹介 仏文学者の石崎晴己氏が死去”. 産経新聞. (2023年10月25日). https://www.sankei.com/article/20231025-GZXM7NFLVJMVFF46YSLKLYTHZI/ 2023年10月25日閲覧。