コンテンツにスキップ

石崎政一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石崎 政一郎(いしざき まさいちろう、1895年12月8日 - 1972年7月25日)は、昭和期の法学者。専攻は労働法社会保障法フランス法東北大学名誉教授。元立教大学法学部教授。日仏法学会会長を歴任。

経歴

[編集]

石崎丈太郎の長男として生まれる(石崎家第3代)。東京出身。東京帝国大学法学部卒業。1921年大正10年)に、渡欧、パリ大学、リヨン大学で法学を学び、博士号の学位を得る。1940年昭和15年)、家督を相続。戦時中は、東北帝国大学報国隊第4大隊に所属、学徒勤労動員に関わる。

東北大学を定年退職後、1959年昭和34年)4月に立教大学法学部教授に就任。立教大学図書館には、フランスの労働法と日本の労働法全般の資料から成る2000冊近い「石崎政一郎文庫」が収まっている。フランス法を中心に広い比較法的視野から労働法社会法の研究を進めた。国際社会法学会(本部:ジュネーブ)、日仏法学会会長も歴任。

著書

[編集]

「労働法講座」、「フランスの労働協約法」など。その他翻訳本も多い。

脚注

[編集]