石丸晶子
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石丸 晶子(いしまる あきこ、1935年4月26日 - )は、日本の日本文学研究者。東京経済大学名誉教授。
福岡県生まれ[1]。1965年東京大学文学部美術史学科卒業[1]、1968年同大学文学部国語国文学科卒業[1]。1971年同大学大学院人文科学研究科修士課程修了[1]、1975年同博士課程単位取得満期退学[1]。同年東洋女子短期大学英文学科専任講師[1]、1977年東京経済大学経営学部専任講師[1]、1978年同助教授[1]、1984年同教授[1]。1991年『式子内親王伝』で紫式部文学賞を受賞[1]。2006年定年退職、名誉教授。
本来の専門は近代文学、とくに有島武郎だが、日本古典について数多くの著作がある[要出典]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『万葉の女たち男たち』(講談社、1986年、のち朝日文庫)
- 『式子内親王伝 面影びとは法然』(朝日新聞社、1989年、のち朝日文庫)
- 『歴史に咲いた女たち 源氏の花平家の花』(広済堂出版、1991年)
- 『歴史に咲いた女たち 平安の花』(広済堂出版、1992年)
- 『歴史に咲いた女たち 飛鳥の花奈良の花』(広済堂出版、1993年)
- 『お手紙からみる法然さま そのお人がら』(浄土宗出版編、浄土宗、1995年)
- 『こだわりの大和路 花と恋の万葉集』(祥伝社〈ノン・ポシェット・ビジュアル〉、1996年)
- 『有島武郎 作家作品研究』(明治書院、2003年)
- 『百花繚乱 江戸を生きた女たち』(清流出版、2004年)
- 『波瀾万丈 中世・戦国を生きた女たち』(清流出版、2005年)
- 『月影の使者』(短編小説、浄土宗出版〈JP文庫〉、2014年)
現代語訳
[編集]- 『法然の手紙 愛といたわりの言葉』(編訳、人文書院、1991年)
- 『蜻蛉日記 現代語訳』(朝日新聞社、1997年)
- 『親鸞の手紙 付・恵信尼の手紙』(編訳、人文書院、2013年)