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矢本貞幹

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矢本貞幹(やもと ただよし、1909年1月11日 - 1990年11月25日)は、日本の英文学・比較文学者。

岐阜県出身。1933年東北帝国大学文学部英文科卒。1949年大阪大学文学部助教授、1956年関西学院大学助教授、教授、70年「エリザベス朝文学論」で関西学院大文学博士。77年定年、名誉教授、梅光女学院大学教授。85年退任[1]

専門は英文学(エリザベス朝、批評)だが、夏目漱石などの比較文学研究もおこなった。

著書

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  • 『エリザベス朝の文学』秋田屋 1948
  • 『近代イギリス批評精神』創元社 1948
  • 『漱石の精神』秋田屋 新学芸叢書 1948
  • 『現代イギリス批評の先駆』研究社出版 1955。英米文学語学選書
  • 『四季転々』私家版詩集 1958
  • 『現代イギリスの文学思想 批評の理論と技術』研究社出版 1956
  • 『イギリス批評 十七・八世紀』研究社出版 1961
  • 『エリザベス朝文学論』研究社出版 1963、新版1994
  • 『イギリス文学思想史』研究社出版 1968
  • 夏目漱石 その英文学的側面』研究社出版 1971
  • 『文学技術論』研究社出版 1974
  • 『日本近代詩の青春 杢太郎から朔太郎へ』こびあん書房 1981
  • 『文学批評のこころ』研究社出版 1982
  • 『矢本貞幹文芸論集』研究社出版 1985
  • 編著『現代イギリス文明批評』 南雲堂不死鳥選書 別巻 英米文学シンポジアム 1959

翻訳

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論文

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脚注

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