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着氷計

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
標準的な着氷計(上下逆)

着氷計(ちゃくひょうけい、英語: ice accretion indicator i)は、雨氷あるいは着氷性の霧雨を計測するために使用するものである。

長さ38cm、幅4~5cmのL字型のアルミニウム製の器具である[1][2]

通常、百葉箱に取り付けられ、約1メートル (3 ft 3 in)地上から離して設置されるが[2]、人工熱源から離れた他の場所に設置することも可能である。気象観測所には2つ設置され、気象観測のたびに交換される。予備の計器は、常に外気の温度に合わせて使用できる状態にしておく必要があり、通常は百葉箱の中に収納しておく[3]

観測者が指示器に氷や霜が付着していることを確認した場合、「rime icing on indicator」および「FROIN」(frost on indicator)といった用語で、次の気象観測で連絡する必要がある。着氷計は外気にさらされ、水平に保たれているため、氷点下の降水を観測するための最適な表面となる。

脚注

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  1. ^ Ice accretion indicator”. www.answers.com. 2012年10月9日閲覧。
  2. ^ a b Ice accretion indicator”. Glossary of meteorology. American Meteorological Society. 2012年10月9日閲覧。
  3. ^ 3.4.2.4 Ice accretion indicator

関連項目

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