真実 (1960年の映画)
表示
真実 | |
---|---|
La Vérité | |
監督 | アンリ=ジョルジュ・クルーゾー |
脚本 |
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー ヴェラ・クルーゾー シモーヌ・ドリュー ジェローム・ジェロミニ ミシェル・ペラン クリスチアーヌ・ロシュフォール |
製作 | ラウール・レヴィ |
出演者 | ブリジット・バルドー |
撮影 | アルマン・ティラール |
公開 |
1960年11月2日 1961年4月8日 |
上映時間 | 128分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
『真実』(しんじつ、原題: La Vérité)は、1960年のフランスの映画である。監督はアンリ=ジョルジュ・クルーゾー、主演はブリジット・バルドーが務めている。
あらすじ
[編集]ドミニク・マルソーは、妹のアニーとパリで暮らしながら、さまざまな男たちと関係を持っている。ジルベールは、指揮者になることを夢見て、アニーと同じ音楽学校に通っている。互いに惹かれ合ったドミニクとジルベールは肉体関係を結ぶが、やがて、2人の関係は破局を迎える。
月日が流れて、ドミニクは売春婦となり、ジルベールは指揮者となる。2人は再び一夜を共にするが、ジルベールはアニーと婚約している。ジルベールの目の前で拳銃自殺を図ったドミニクは、誤って彼を射殺する。後を追って死のうとした彼女はガス自殺を試みるが、警察に救助される。
ドミニクは殺人罪で裁判にかけられる。法廷から独房に戻った彼女は、割れた鏡の破片で手首を切り、自ら命を絶つのであった。
キャスト
[編集]- ブリジット・バルドー - ドミニク・マルソー
- サミー・フレー - ジルベール
公開
[編集]フランスでは1960年11月2日に公開された[1]。日本では1961年4月8日に公開された[2]。
受賞とノミネート
[編集]年 | 映画賞 | 賞 | 結果 |
---|---|---|---|
1961 | 第33回アカデミー賞[3] | 外国語映画賞 | ノミネート |
1961 | 第18回ゴールデングローブ賞[4] | 外国語映画賞 | 受賞 |
脚注
[編集]- ^ “La Vérité”. AlloCiné. 2019年7月20日閲覧。
- ^ “真実(1960)”. 映画.com. 2019年7月20日閲覧。
- ^ “The 33rd Academy Awards | 1961”. Oscars.org. 2019年7月20日閲覧。
- ^ “Winners & Nominees 1961”. Golden Globes. 2019年7月20日閲覧。
関連文献
[編集]- Crowther, Bosley (1961年6月27日). “Screen: Story of a Crime of Passion:Brigitte Bardot Stars in 'The Truth' Clouzot Movie Opens at Two Theatres”. The New York Times. 2019年7月20日閲覧。
- Barrett, Michael (2019年2月13日). “Brigitte Bardot and the Spectacle of the Trial in Clouzot's 'La Vérité'”. PopMatters. 2019年7月20日閲覧。
- Dillard, Clayton (2019年2月22日). “Blu-ray Review: Henri-Georges Clouzot's La Vérité on the Criterion Collection”. Slant Magazine. 2019年7月20日閲覧。