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真宗大谷派台北別院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真宗大谷派台北別院
所在地 台湾台北市壽町2-5
現・台湾台北市万華区西寧南路36号
宗旨 浄土真宗
宗派 真宗大谷派
寺格 別院
本尊 阿弥陀如来
創建年 明治30年(1897年
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真宗大谷派台北別院(しんしゅうおおたにはたいぺいべついん)は、台湾台北市壽町(現、万華区)にかつて存在した真宗大谷派の別院である[1]。「東本願寺」と通称された。

歴史

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日本統治時代明治30年(1897年)に説教場として建立され、台湾における真宗大谷派布教の中心となった。大正10年(1921年)に「真宗大谷派台北別院」と公称した。戦後、廃寺となり、取り壊された。現在、跡地にはデパートが建っている。

脚注

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  1. ^ 松金公正 2006, p. 62-87.

参考文献

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  • 松金公正「真宗大谷派による台湾布教の変遷 : 植民地統治開始直後から台北別院の成立までの時期を中心に (<特集>台湾における日本認識)」『アジア・アフリカ言語文化研究』第71巻、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2006年、57-111頁、doi:10.15026/20231hdl:10108/20231ISSN 0387-2807 
  • 松金公正「真宗大谷派台北別院の「戦後」-台湾における日本仏教へのイメージ形成に関する一考察」『戦後台湾における「日本」(五十嵐真子・三尾裕子編)(風響社)』2006年、255-291頁。 


関連項目

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