真光寺 (山武市)
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真光寺 | |
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所在地 | 千葉県山武市松尾町借毛本郷1238-1 |
位置 | 北緯35度36分37秒 東経140度28分22秒 / 北緯35.61028度 東経140.47278度座標: 北緯35度36分37秒 東経140度28分22秒 / 北緯35.61028度 東経140.47278度 |
山号 | 遍照山 |
院号 | 地藏院 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
創建年 | 仁和年間 |
開基 | 遍照 |
正式名 | 遍照山地藏院眞光寺 |
札所等 | 九十九里七福神・布袋尊 |
文化財 | 六観音と六地蔵 |
法人番号 | 3040005010566 |
真光寺(しんこうじ)は、千葉県山武市松尾町借毛本郷(かしけほんごう)[注 1]にある天台宗の寺院。遍照山地蔵院真光寺、本尊は地蔵菩薩。
概要
[編集]延暦8年(789年)蝦夷との戦いに敗れた征東大将軍紀古佐美が、帰途当地で兵糧を得た際、折戸(現在の山武市松尾町折戸)に堂宇を建立したのが始まりとされる[2]。仁和年間(885年-888年)に遍照僧正が遍照山真光寺として開基したといわれ、天台宗上総四本山の一つに数えられていた[3]。鎌倉時代末期に折戸より現在地に移転、その後焼失したが正徳期(1711年-1716年)に再興された[2]。現在の本堂は、文化6年(1809年)に建立したものを、昭和62年(1987年)に改修したものである[3]。
明治32年(1899年)9月天台座主中山玄航が来寺し3日間の説教があった[1]。明治33年(1900年)比叡山延暦寺の直末となる[4]。
本堂正面前庭に対をなして立てられている、「六観音[注 2]と六地蔵[注 3]」は、寛文2年(1662年)の造立で、この種の石造物としては極めて古いものであり、山武市の有形文化財である[5]。
アクセス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『角川日本地名大辞典 12 千葉県』 241頁
- ^ a b 『千葉県の地名』 727頁
- ^ a b まるごとe!ちば - 真光寺
- ^ 『山武郡郷土誌』 503頁
- ^ 山武市ホームページ - 六観音と六地蔵
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』 角川書店、1984年、ISBN 4-04-001120-1
- 小笠原長和『千葉県の地名(日本歴史地名大系 12)』平凡社、1996年。ISBN 978-4-582-49012-1
- 千葉県山武郡教育会 『山武郡郷土誌』、大正5年初版、昭和62年 復刻版発行、臨川書店、ISBN 4-653-01582-1