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皇慶 (元)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

皇慶(こうけい)は、中国の仁宗アユルバルワダの治世で用いられた元号1312年 - 1314年モンゴル語史料ではQong-kingと転写されている[1]

  • 至大4年3月18日:アユルバルワダ即位により翌年より踰年改元
  • 2年:元代になって初めて公式に科挙を実施。
  • 3年正月22日:延祐に改元。

西暦・干支との対照表

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皇慶 元年 2年 3年
西暦 1312年 1313年 1314年
干支 壬子 癸丑 甲寅

脚注

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  1. ^ 渡部ほか 2012, p. 120.

参考文献

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  • 渡部洋, 松川節, 小野浩, 古松崇志, 石野一晴, 毛利英介, 伴真一朗, 清水奈都紀「漢文・モンゴル文対訳「達魯花赤竹君之碑」(1338年)訳註稿」『大谷大学真宗総合研究所研究紀要』第29巻、大谷大学真宗総合研究所、2012年3月、107-238頁、CRID 1050845763420359424ISSN 1343-2753 

関連項目

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前の元号
至大
中国の元号
次の元号
延祐