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白石市民バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白石市民バス(現在の車両)

白石市民バス(しろいししみんバス)は、宮城県白石市にて運行しているコミュニティバスである。愛称は「きゃっするくん」。

運行形態は自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送で、運転業務および車両管理業務をミヤコーバス白石営業所に委託している。

概要

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  • 運賃は1回乗車で200円(70歳以上・高校生は100円)、中学生以下および障害者は無料。11枚綴り1,000円の回数券を発売。
  • 土曜・日曜・祝日及び年末年始(12月29日1月3日)は運休。

沿革

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  • 2005年平成17年)4月1日 - 運行開始。
  • 2006年(平成18年)4月 - 時刻改正。薬師堂線を新設(木曜のみの運行)、三本木線を牧場入口まで延長。
  • 2007年(平成19年)4月 - 時刻改正。「薬師の湯ひまわりセンター」オープンにより、薬師堂線を月曜~金曜毎日運行化のうえ増便。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月1日 - 運賃改定。一般利用が100円から200円に、70歳以上の利用が無料から100円となる。
    • 10月1日 - ミヤコーバス七ヶ宿線の廃止に伴い、小原線の運行を開始[1]
  • 2014年(平成26年)7月 - 老朽化の進んだバス1台を東北ずん子と、白石市のキャラクター「白石の妖精ぴち」が描かれたバスに交換[2]
  • 2015年(平成27年)4月1日 - 刈田病院シャトルバス廃止に伴い、越河線、白角線及び大張線の刈田病院乗り入れ開始。
  • 2016年(平成28年)4月7日 - ゲームソフト「戦国BASARA4」のキャラクター、片倉小十郎を描いたバス車両(画像参照)を白角線で運行開始[3]
  • 2018年(平成30年)10月1日 - 中心市街地循環便の試験運行を開始(2019年(平成31年)3月31日まで)[4]

路線

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白石市民バスのバス停

※2022年4月1日現在。特記ないものは月曜日 - 金曜日運行。

越河線
白角線
  • (刈田病院 - )白石駅 - 城下広場 - 田町 / 城南二丁目 - 白石蔵王駅 - 坂端 - 柳沢公民館
大張線
  • (刈田病院 - )白石駅 - 城下広場 - 田町 / 城南二丁目 - 白石蔵王駅 - 坂端 - 大張まちづくりセンター
福岡線
  • 城下広場 - 白石駅 - 刈田病院 - 鎌先温泉 - 弥治郎こけし村( - 萩平 - 三住研修センター - 巻平)
  • 城下広場→白石駅→刈田病院→鎌先温泉→弥治郎こけし村→萩平→泉→キツネ村→川原子→弥治郎こけし村
    • 弥治郎こけし村 - 巻平間は月曜・木曜の1往復のみ。川原子を循環する系統は火曜・金曜の2本のみ。
大網線
  • 城下広場 - 白石駅 - 刈田病院 - 馬場先 - 大網
    • 水曜のみ運行。
三本木線
  • 城下広場→白石駅→馬場先→三本木→牧場入口→深谷小学校前→馬場先→白石駅→城下広場
白川線
  • 刈田病院 - 白石駅 - 城下広場 - 家老沢 - 赤丸橋 - 五合田橋 - 団地入口 - 内親集会所( - 赤丸集荷所)
    • 内親集会所 - 赤丸集荷所間は金曜のみ運行。
小原線
  • 城下広場 - 白石駅 - 滝下 - 小原温泉 - 江志前( - 上戸沢)
    • 江志前 - 上戸沢間は火曜・木曜のみ運行。
まちなか循環便(試験運行)
  • 城下広場 - 白石駅 - 中央公民館前 - キューブ前 - 白石蔵王駅 - 城南二丁目 - 白石高校前 - 白石城 - 白石駅 - 城下広場

廃止路線

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薬師堂線
  • 城下広場 - 白石駅 - 薬師の湯
    • 2018年4月 - 小原線に統合[5]。 

車両

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  • 各車両の車体には、白石城をデザインしたイラストが描かれている。なお、市民バス運行開始時に新規導入した車両、市所有のバスを用途変更した車両、運行開始後にミヤコーバスより移籍した車両等があり、車種は統一されていない。また極稀にミヤコーバス白石営業所所属の路線車が使用されることがあった。
    • 但し、自治体所有の自家用自動車による有償運送では本来、車両検査時等の代替車両は自治体側で準備する必要があり、他自治体で同様に受託事業者が緑ナンバー車両で代替車両運行を行っていた例が全て是正されたため、今後緑ナンバー車両での検査時等代替運行は見ることはできない。

脚注

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外部リンク

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