白浜ゴルフ倶楽部
白浜ゴルフ倶楽部 Shirahama Golf Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1956年(昭和31年)8月14日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 佐藤 儀一、松山 桂司 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 白浜開発 株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 白浜ゴルフ倶楽部 |
白浜ゴルフ倶楽部(しらはまゴルフくらぶ)は、和歌山県西牟婁郡白浜町にあるゴルフ場である。
概要
[編集]リゾート地の白浜にゴルフコースがないのはおかしいと、戦前、ゴルフ場を計画した人がいた、1930年(昭和5年)頃の上山勘太郎と下村海南であり、1937年(昭和12年)頃の南海電気鉄道株式会社・寺田勘吉だったが、いずれも戦争で挫折した[1]。1953年(昭和28年)頃、関西のゴルフファンは、年に1度、「川奈ホテルゴルフコース」(1928年(昭和5年)開場、設計・大谷光明、C・H・アリソン)でプレーしていた[1]。やがて、「関西の川奈を造るとすれば、それは白浜だ」と言い出したのが和歌山製塩・田中一也だった[1]。
田中一也は寺田勘吉に相談したところ、「白浜にゴルフコースは是非必要」と賛成し、ゴルフ場用地は和歌山県営種畜場の平平原がよいと助言した[1]。和歌山県知事・小野真次も、ゴルフ場計画に積極的で発起人代表になった[1]。コース用地は、平草原の18万坪である、一部が開拓農地で転用問題が発生したが、社会党代議士・辻原弘市の裏技で切り抜けた[1]。
建設資金の調達でも応援があった、和歌山財界だけでなく大阪財界も応援した[1]。1955年(昭和30年)10月13日、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「白浜開発株式会社」が設立された[1]。コース設計は、日本アマチュアゴルフ選手権競技に4勝した佐藤儀一に依頼、助手に松山桂司が参加した[1]。
1956年(昭和31年)5月、造成工事は完成、同年7月15日、コースは仮オープンされ、同年8月14日、開場された[1]。コースの特徴は、佐藤の持論である狭いフェアウェイと小さな砲台グリーンではなく、例外のリゾートらしく、箱庭的に美しいコースが造られた[1]。その後、松山桂司の設計によりコースは改造され、5,800ヤード、パー70から6,110ヤード、パー72のコースに作り替えられた[1]。
ゴルフ場全体の面積は約50万平方メートルで、その約8割(40万7572平方メートル)は町有地である[2]。
2022年7月25日に白浜開発は民事再生法の適用を申請したが、わたらせ温泉(堺市)の支援を受けることが決定し、ゴルフ場の営業を継続しながら再建を目指すことになった[2]。
所在地
[編集]〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-1
コース情報
[編集]- 開場日 - 1956年8月14日
- 設計者 - 佐藤 儀一、松山 桂司
- 面積 - 590,000m2(約17.8万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,110ヤード、コースレート68.3
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 1グリーン、コウライ
- ハザード ^ バンカー100、池が絡むホール4
- ラウンドスタイル - 全組セルフプレー、乗用カートセルフプレー
- 練習場 - 無し
- 休場日 - 無休[3][4]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「関西の川奈を目指して気候温暖、そして温泉のある南紀白浜が選ばれた」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年4月17日閲覧
- ^ a b 白浜開発が民事再生法申請 ゴルフ場は営業継続 - 紀伊民報(2022年7月27日)
- ^ a b 「白浜ゴルフ倶楽部」、ゴルフダイジェスト、2021年4月17日閲覧
- ^ a b 「白浜ゴルフ倶楽部」、ゴルフホットライン、2021年4月17日閲覧
- ^ 「白浜ゴルフ倶楽部」、アクセス、2021年4月17日閲覧
関連文献
[編集]- 『別冊週刊サンケイ』、「ゴルフ風土記 白浜ゴルフ倶楽部」、東京 サンケイ新聞出版局、1966年6月、2021年6月2日閲覧
- 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「白浜ゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年4月17日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「関西の川奈を目指して気候温暖、そして温泉のある南紀白浜が選ばれた」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年4月17日閲覧