白い月光
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白い月光 | |
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ジャンル | 学園ラブコメディ 格闘アクション |
漫画 | |
作者 | 花見沢Q太郎 |
出版社 | 少年画報社 |
掲載誌 | ヤングキング |
レーベル | ヤングキングコミックス |
発表期間 | 1998年14号 - 1999年12月号 |
巻数 | 全2巻 完全版全1巻 |
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『白い月光』(しろいげっこう)は、花見沢Q太郎による日本の漫画。『ヤングキング』(少年画報社)において、1998年14号から1999年12号まで連載された。全22話。単行本はヤングキングコミックスより全2巻、完全版全1巻刊行。
概要
[編集]『ちまちまはいすくーる』『痛快すずらん通り』『HoneyBlue』に続く『ヤングキング』での連載であり、初の複数巻作品。花見沢Q太郎コレクションの第1弾である『ちますず』に続き、第2弾として本作の完全版が刊行されている。
ストーリー
[編集]女子高生・ヒカルのクラスに転校生としてやってきた、長身の野生児・白井月光。人間離れしたパワーと常識外れの思考で、月光は様々な騒動を巻き起こして行く。
登場人物
[編集]- 白井 月光(しろい げっこう)
- 本作の主人公。長身巨躯で眼鏡をかけた白髪の野生児。ヒカルの父に連れられヒカルの住む街にやって来る。人並外れたパワー、反射神経、運動能力を持ち、天然・好色で、事あるごとにヒカルに抱き付く。
- ヒカル
- 本作のヒロイン。父親と2人暮らし。道場を営む父に鍛えられ、ヒカル自身も強い。ファンクラブがあったり「裏学校新聞」にて学園裏アイドルとして扱われたりと、密かな人気がある。次第に月光に惹かれて行く。
- 深雪(みゆき)
- ヒカルのクラスメートで親しい友人。恋愛経験豊富で、ヒカルの恋の相談にも乗っていた。筋肉大好きで月光を上玉と評し、ヒカルが肉体美に目覚めたと糠喜び。
- ユキエ
- 家出少女。家を追い出された月光が見つけたボロ屋に、先に住んでいた。ウエンブリーというぬいぐるみといつも一緒。家出の原因は両親の不仲。
- シャム
- 月光の住むボロ屋に、食べ物を求めて突然現れた謎の女性。月光の母親を名乗るなど2人を惑わす。月光やヒカルくらいの子供がいるとのこと。ヒカルの父曰く、「この辺で有名なホラふき」。
- 石川(いしかわ)
- 野球部主将。天井に頭が付きそうなほどの巨漢。野球部全体がヒカル好きであることを知り、ナインの団結にヒビが入らないようファンクラブを作った。ヒカルファンクラブの会長。
- 赤井 日光(あかい にっこう)
- 剣道部主将。自分と似た名前とヒカルとの噂が気に入らず、月光に真剣勝負を申し込む。柱をも貫く「万年突き」が十八番。竹刀がないと弱い。ヒカルが好き。
- 香川 隆盛(かがわ りゅうせい)
- 盾突く者には容赦しない「最強柔道部」の主将。目障りな月光を大人しくさせるため、文化祭で異種格闘技大会を開き、勝ち上がった月光と戦う。香川コンツェルンの御曹司で、通称「悪魔の指」。
- 雪(ゆき)/紫雲(しうん)/雨(あめ)
- かつて月光がいた組織の人間。初めは月光を連れ戻すことを目的としていたが、月光らに反発されたため、殺すよう命じられる。
単行本
[編集]- 白い月光 1 ISBN 4785918969 (1999年4月1日発売)
- 白い月光 2 ISBN 4785919272 (1999年7月7日発売)
- 白い月光 完全版 ISBN 4785926066 (2006年1月27日発売)