発信人は死者
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発信人は死者 | ||
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著者 | 西村京太郎 | |
発行日 | 1977年11月 | |
発行元 | 光文社 | |
ジャンル | 推理小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ページ数 | 263 | |
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『発信人は死者』(はっしんにんはししゃ)は、西村京太郎の長編推理小説。1977年に光文社から刊行された[1]。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
報道カメラマン・野口浩介の無線に、午前二時に謎の救難信号が送られてきた。調査の結果、旧日本軍の暗号であることが判明するも、それはすでにトラック諸島に沈没したはずの潜水艦・伊号五0九潜水艦からの救助要請であった。衝撃の事実に野口とその友人である氏家由紀子、江上周作は真相を探るべく行動を開始するが、当時の関係者たちが次々と怪死していく。
主な登場人物
[編集]→「十津川警部シリーズ § 登場人物」も参照
主要人物
[編集]- 野口浩介
- 本作の主人公。報道カメラマン。趣味はアマチュア無線とスキューバダイビング。27歳。
- 氏家由紀子
- 江上周作
- ヨット設計士。バツイチ。37歳。
警察関係者
[編集]旧日本軍関係者
[編集]伊号五0九潜水艦関係者
[編集]- 大杉良成
- 伊号五0九潜水艦艦長。
- 田島きみ子
- 大杉良成の妻。55歳。
- 森明夫
- 元伊号五0九潜水艦乗組員。49歳。
- 岩村不二夫
- 元伊号五0九潜水艦乗組員。
トラック諸島
[編集]- フレッド・アンガー
- ヨットオーナー。
- エリザベス・アンガー
- フレッドの妻。
南原機関
[編集]- 南原郷造
- 南原機関理事長。
- 林一夫
- 南原機関理事。
- 加藤安雄
- 南原機関理事。
- 入江竜三郎
- 南原機関理事。
- 阿部広巳
- 南原機関理事。
- 月田明
- 南原機関理事。
- 神谷太郎
- 南原機関理事。
東明大学
[編集]- 神谷信博
- 東明大学学長。63歳。
- 塚田一夫
- 憲法学者。
- 佐伯恵一
- 東明大学経済学部学生。賢次郎の一人息子。
- 細矢
- 東明大学野球部員。
- 今西
- 東明大学野球部員。
- 西井
- 東明大学野球部監督。
- 鈴木
- 元東明大学理事。
その他
[編集]- 菊地三郎
- 「南原機関の謎」著者。
- 塩見
- 四谷出版社員。
- 塚田寛一
- 塚田設計事務所社長。
- 塚田京子
- 寛一の妻。
- 塚田亮二
- 寛一の弟。
- 神谷太郎
- 神谷精工社長。39歳。
- 神谷太郎
- M物産第三営業部長。45歳。
- 神谷太郎
- S大学理事。40歳。
- 神谷泰三
- 神谷電気社長。60歳。
- 神谷義太郎
- 中央住宅公社理事。59歳。
- 今西
- 元文部大臣。
- 塚田晋太郎
- M化学社長。
- 神谷徳之介
- 信博の父。
- 神谷ふみ
- 信博の母。
- 神谷太郎
- 信博の兄。
- 小山純
- 鈴木製薬営業課社員。26歳。
- 寺田晋吉
- 鉄砲店店主。62歳。
- 大田淳一
- 日本道徳連盟所属者。
映画
[編集]→詳細は「黄金のパートナー」を参照
書誌情報
[編集]- 『発信人は死者』光文社〈カッパ・ノベルス〉、1977年11月。ASIN B000J8SU5U。
- 『発信人は死者』光文社〈カッパ・ノベルス〉、1982年1月。ISBN 4-334-02329-0。
- 『発信人は死者』光文社〈光文社文庫〉、1986年3月。ISBN 4-334-70314-3。
- 「発信人は死者」『西村京太郎長編推理選集』 第3巻、講談社、1987年11月。ISBN 4-06-194503-3。
- 『発信人は死者』徳間書店〈徳間文庫〉、2015年4月2日。ISBN 978-4-19-893956-4。