甲駅
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甲駅 | |
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駅舎(2004年11月) | |
かぶと KABUTO | |
◄鹿波 (3.8 km) (2.7 km) 沖波► | |
所在地 | 石川県鳳珠郡穴水町甲 |
所属事業者 | のと鉄道 |
所属路線 | 能登線(廃止時) |
キロ程 | 14.2 km(穴水起点) |
電報略号 | カフ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1959年(昭和34年)6月15日[1] |
廃止年月日 | 2005年(平成17年)4月1日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
甲駅(かぶとえき)は、石川県鳳珠郡穴水町甲にあったのと鉄道能登線の駅である。2005年、能登線の廃線により廃駅となった。かつての急行停車駅。
廃止時点では無人駅であったが、タブレット閉塞時代は有人駅であった。ブロック積みのしっかりとした駅舎があり、また自動券売機の設置もあった。
構内の側線にオユ10形2565号が保存されていたが、廃駅を控えた2004年11月に能登中島駅に移された。
歴史
[編集]- 1959年(昭和34年)6月15日:日本国有鉄道(国鉄)能登線の駅として開業[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継される[1]。
- 1988年(昭和63年)3月25日:のと鉄道への転換により同社能登線の駅となる[1]。
- 1995年(平成7年)11月15日:無人駅化[2]。
- 2004年(平成16年)11月17日:構内に保存されていた郵便車(オユ10形)が能登中島駅に移される。
- 2005年(平成17年)4月1日:能登線廃線に伴い廃駅。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、ホームの両側に側線を有する駅であった。末期は郵便車(オユ10形)の静態保存に転用した側線を除くすべての側線が撤去され、跡地はレールなどの資材置き場として使われた。当駅は駅舎を併設する駅であったが、駅舎とホームの間は構内踏切で結ばれていた。
駅周辺
[編集]- 公立穴水総合病院 兜診療所
- 甲公民館
- 甲郵便局
- かあさんの学校食堂(旧・穴水町立兜小学校。2008年、向洋小学校へ統合)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、155頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』、JTBパブリッシング、2008年、167頁。ISBN 978-4-533-07145-4