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田端輝彦

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田端 輝彦(たばた てるひこ、1959年 - 2016年1月22日[1])は、日本教育学者宮城教育大学教授[2]

経歴

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高崎市立長野中学校(現長野郷中学校)卒業。

群馬県立高崎高等学校卒業。

群馬大学教育学部小学校教員養成課程(数学専修)卒業。

東京学芸大学教育学部大学院(数学教育研究)修了。

お茶の水女子大学附属小学校教諭となる。

東京学芸大学附属高等学校大泉校舎教諭となる。

宮城教育大学教育学部助教授(専門は、算数数学教育)となる。

宮城教育大学教育学部教授となる。

2016年1月22日、がんにより逝去。

著書

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  • 新しい算数 (小1〜6) 東京書籍 杉山吉茂・飯高茂・伊藤説朗代表,田端輝彦他,30名  2002年4月
  • 新編 新しい算数 (小1〜6) 東京書籍 杉山吉茂・飯高茂・伊藤説朗代表,田端輝彦他,33名 2005年4月
  • 新編 新しい数学 (中1〜3) 東京書籍 杉山吉茂・俣野博代表,田端輝彦他,29名 2006年4月
  • 生かす算数 (小4〜6) 日本教材文化研究財団・東京書籍 生かす算数・数学編集委員会編 2007年9月
  • 算数科の指導計画作成と授業づくり 明治図書 中村享史,田端輝彦,中野博之編 2009年5月
  • 新編 算数科教育研究 改訂版 学芸図書 算数科教育学研究会編 2010年4月
  • 新しい算数 (小1〜6) 東京書籍 藤井斉亮・飯高茂代表,田端輝彦,他35名  2011年4月

論文

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  • 小数倍の導入についての一考察‐小数倍に表すよさに焦点をあてて‐ 日本数学教育学会会誌 田端輝彦 2001年12月 第83巻第12号 2頁〜12頁
  • 同種の量の割合と異種の量の割合の指導順序に関する考察 日本数学教育学会会誌 田端輝彦 2002年8月 第84巻第8号 22頁?29頁
  • 同種の量の割合の導入に関する一考察 日本数学教育学会会誌 2003年12月 (第85巻第12号) 3頁〜13頁
  • 整数の乗法における比例関係の顕在化に関する授業の考察‐1あたり量を示さない問題を数直線に書く活動を通して‐ 第40回数学教育論文発表会論文集 2007年11月 325頁〜330頁
  • 高等学校における比と比例 宮城教育大学紀要第42巻 田端輝彦,萬伸介 2008年2月 63頁〜71頁
  • 整数の乗法における比例関係の顕在化に関する一考察‐割合(比)の三用法の類型と1あたり量を示さない問題の分析を通して‐ 第41回数学教育論文発表会論文集 2008年11月 339頁〜344頁
  • 比例の考えを生かす指導の重点と指針 新しい算数教育研究(No.463) 2009年8月 4頁〜7頁
  • 割合の意味指導における比例関係の顕在化に関する授業の考察‐『同じ割合』の表をつくる活動を通して‐ 第42回数学教育論文発表会論文集 2009年11月 217頁〜222頁
  • 分数の乗除法の意味指導に関する一考察‐比例関係を顕在化させた指導を通して‐ 第43回数学教育論文発表会論文集 2010年11月 121頁〜126頁
  • 割合,比,比例 日本数学教育学会会誌(第92巻第12号) 2010年12月 60頁〜61頁(英文132頁〜133頁)

脚注

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  1. ^ 中野, 博之「故 田端輝彦先生を偲んで」『日本数学教育学会誌』第99巻第4号、2017年、15頁。 
  2. ^ 田端 輝彦(タバタ テルヒコ)”. 宮城教育大学教員一覧. 2014年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。