田尾祐一
表示
たお ゆういち 田尾 祐一 | |
---|---|
生誕 |
1959年2月11日(65歳) 東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 慶應義塾大学法学部 |
職業 | 銀行家 |
田尾 祐一(たお ゆういち、1959年(昭和34年)2月11日 - )は日本の銀行家。フィデアホールディングス取締役会長。荘内銀行取締役会長執行役員。
来歴・人物
[編集]東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、富士銀行に入行[1][2]。みずほ銀行で長野、四谷、青山の支店長を歴任し、常務執行役員、みずほ総合研究所副社長などを務めた。
2016年にフィデアホールディングスの取締役兼代表執行役と荘内銀行、北都銀行両行の非常勤取締役に就任する。
2020年4月から、第4次中期経営計画が荘内銀行でスタートすることに合わせ、代表取締役頭取に就任する[3]。グループの北都銀行は2019年に頭取交代があったばかりで、トップの兼務は荘銀だけになるが、これについて田尾は記者会見で「私が両方に関われればいいが、全てを兼務するのは不可能」と語った[4]。
2022年4月1日付で企画部門や管理部門のフィデアHDへの一本化による効率化などの改革を推進し業績が好調で、一定の方向性を導けたとして、荘銀頭取から会長に退き[5][6]、翌23年4月には、フィデアHDでもトップから会長に退いた[7]。
TBSテレビの貴島誠一郎とは、慶大法学部入学以来の親友で、大学の同じテニスクラブに所属。貴島の下宿で人間学を夜通し議論した。田尾がフィデアHDに転じると、貴島は「この歳だからこそできることがある」「地方創生でドラマを起こせ」と激励した[8]。
職歴
[編集]- 1981(昭和56)年
- 4月:富士銀行入行
- 2002(平成14)年
- 10月:みずほ銀行長野中央支店長
- 2003(平成15)年
- 11月:同行長野中央支店長のまま長野支店長兼務
- 2005(平成17)年
- 2月:同行四谷支店長
- 2007(平成19)年
- 2月:同行青山支店長
- 2008(平成20)年
- 10月:同行青山支店法人部長
- 2009(平成21)年
- 4月:同行執行役員支店部長
- 2011(平成23)年
- 4月:同行常務執行役員
- 2012(平成24)年
- 4月:みずほ総合研究所代表取締役副社長
- 2016(平成28)年
- 4月:フィデアホールディングス顧問
- 6月:荘内銀行非常勤取締役
- 6月:北都銀行非常勤取締役
- 6月:フィデアホールディングス取締役兼代表執行役社長
- 2019(令和元)年
- 6月:荘内銀行取締役会長
- 2020(令和2年)
- 4月:荘内銀行代表取締役頭取
- 2022(令和4年)
- 4月:荘内銀行取締役会長
- 2023(令和4年)
- 4月:フィデアホールディングス取締役会長、荘内銀行取締役会長執行役員
脚注
[編集]- ^ “フィデアグループの新役員体制について” (PDF). フィデアホールディングス (2016年5月11日). 2019年5月13日閲覧。
- ^ フィデアホールディングス社長に田尾氏 日本経済新聞 2016年3月31日
- ^ “荘内銀行頭取に田尾祐一氏 4月1日付就任予定 フィデアホールディングス社長と兼務”. 荘内日報. (2020年2月2日) 2020年4月12日閲覧。
- ^ “荘内銀行頭取に田尾氏、「法人営業の強化取り組む」”. 日本経済新聞. (2020年1月31日) 2020年4月12日閲覧。
- ^ “荘内銀新頭取に松田氏 田尾氏はフィデアHD社長専任”. 山形新聞. (2022年3月2日) 2022年4月19日閲覧。
- ^ “荘銀頭取交代会見 松田氏「改革継続さらに強化」”. 荘内日報. (2022年3月3日) 2022年4月19日閲覧。
- ^ “仙台・フィデアHD社長に新野正博氏”. 河北新報. (2023年3月6日) 2023年7月2日閲覧。
- ^ “プロデュース力 田尾祐一”. 日本経済新聞. (2017年8月3日) 2019年5月11日閲覧。
参考資料
[編集]- “第9期定時株主総会招集ご通知” (PDF). フィデアホールディングス (2018年5月31日). 2019年5月7日閲覧。
- “第9期有価証券報告書” (PDF). フィデアホールディングス (2018年6月22日). 2019年5月7日閲覧。