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田井宜広

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田井宜広
基本情報
階級 スーパーフライ級
身長 169cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1997-10-25) 1997年10月25日(27歳)
出身地 兵庫県姫路市
プロボクシング戦績
総試合数 10
勝ち 8
KO勝ち 8
敗け 2
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田井 宜広(たい たかひろ、1997年10月25日 - )は、日本プロボクサー兵庫県姫路市出身。RSTボクシングジム所属。

人物

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芦屋大学ボクシング部では主将を務めた。

来歴

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アマチュア

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2019年全日本選手権でフェザー級に出場し、ベスト8となった。

プロボクシング

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2020年12月13日、プロデビュー戦は2回TKO勝ち。

2021年3月28日、神戸市立中央体育館で日本バンタム級15位の脇田洸一と対戦し、4回2分47秒TKO勝ちを収めた。

2021年7月24日、神戸市立中央体育館で田之岡条と対戦し、田之岡の棄権により5回終了時TKO勝ちを収めた。

2021年10月20日、後楽園ホールで日本バンタム級15位の富施郁哉と日本ユースバンタム級王座決定戦を行い、プロ初黒星となる8回0-3(73-79×3)の判定負けを喫しユース王座獲得に失敗した。

2022年8月14日、神戸市立中央体育館でジュン・ブラゾと対戦し、3回1分45秒KO勝ちを収め再起に成功した。

2023年12月17日、神戸ポートピアホテルでスパーポン・ハンビチャチャイと対戦し、2回1分28秒TKO勝ちを収めた。

2024年1月13日、韓国江南市のパラダイスシティで行われた「WAR IN PARADISE」興行のメインイベントでスラット・イアムオンと日本ボクシングコミッション(JBC)非公認のWBOオリエンタルスーパーフライ級王座決定戦を行い、初回2分12秒TKO勝ちを収めJBC非公認ながらプロ初の王座獲得に成功した。

2025年2月11日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパーフライ級王者の川浦龍生とWBOアジアパシフィック同級タイトルマッチを行い、2回に川浦の右目上をカットさせるも6回に連打でスタンディングダウンを奪われ、レフェリーストップで6回1分50秒TKO負けを喫しJBC公認としては初の王座獲得に失敗した[1]

戦績

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  • アマチュア:57戦43勝(15RSC)14敗
  • プロボクシング:10戦 8勝(8KO)2敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2020年12月13日 2R 2:16 TKO 濱口稜生(エディタウンゼント) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2021年3月28日 4R 2:47 TKO 脇田洸一(クラトキ) 日本の旗 日本
3 2021年7月24日 5R 終了 TKO 田之岡条(小熊) 日本の旗 日本
4 2021年10月20日 8R 判定0-3 富施郁哉ワタナベ 日本の旗 日本 日本ユースバンタム級王座決定戦
5 2022年8月14日 3R 1:45 KO ジュン・ブラゾ フィリピンの旗 フィリピン
6 2023年12月17日 2R 1:28 TKO スパーポン・ハンビチャチャイ タイ王国の旗 タイ
7 2024年1月13日 1R 2:12 TKO スラット・イアムオン タイ王国の旗 タイ WBOオリエンタルスーパーフライ級王座決定戦
8 2024年6月23日 1R 0:57 KO ジャッカパン・セーントーン タイ王国の旗 タイ
9 2024年12月14日 1R 2:46 TKO マルデット・チンスキーポン タイ王国の旗 タイ
10 2025年2月11日 6R 1:50 TKO 川浦龍生三迫 日本の旗 日本 WBOアジアパシフィックスーパーフライ級タイトルマッチ
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獲得タイトル

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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  1. ^ 【ボクシング】王者川浦龍生が初防衛 田井宜広との世界ランカー対決制す「自己採点は50点」 日刊スポーツ 2025年2月11日