田中健太 (ホッケー選手)
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田中 健太(たなか けんた、1988年5月4日 - )は、日本のプロフィールドホッケー選手。オランダのH.O.C. Gazellen-Combinatieと日本代表のフィールドホッケーチームでフォワードとしてプレーする。
経歴
[編集]滋賀県米原市出身[1]。米原市立春照小学校3年生の時にスポーツ少年団でホッケーを始め[2]、米原市立伊吹山中学校、天理高等学校を経て[1]、関西1部リーグ決勝戦常連の立命館大学に進学して、ホッケーを続けた[2]。
2013年に立命館大学産業社会学部卒業後は和歌山県庁に勤務しつつ、箕島ホッケークラブでホッケー選手として活躍[3]。同クラブを母体とする成年男子チームで、2015年の国民体育大会で優勝を果たした[4]。
2018年のアジア大会に男子ホッケー日本代表として出場し、金メダルを獲得[5]。同年、和歌山県庁を30歳で退職し、オランダのプロホッケーリーグに挑戦し[2]、H.O.C. Gazellen-Combinatieに所属した[6][7]。
現役の選手として活動する傍ら、同年頃から母校・立命館大学のホッケーコーチも務める[2]。
2021年開催の東京オリンピックの男子ホッケー競技の日本代表にも選出された。日本は予選リーグで敗退したものの、田中個人としては5試合でフィールドゴールを5得点挙げ、得点ランキング同率6位に入った。さらにフィールドゴール単独のランキングでは、オーストラリアのティム・ブランドと並び、同率1位の活躍であった[8]。
脚注
[編集]- ^ a b “フィールドホッケー 田中 健太(たなか けんた)”. 滋賀県ホームページ. 2019年10月24日閲覧。
- ^ a b c d “【寄付で応援】ホッケー田中健太、元公務員がオランダリーグに挑戦、競技普及への夢”. 4years. #大学スポーツ. (2020年11月27日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “Men's Hockey National Team "Samurai Japan" Candidate To Represent Japan in Asian Games”. hockey.or.jp. Japan Hockey Association (18 May 2018). 25 November 2018閲覧。
- ^ “東京2020+1:男子ホッケー 田中選手、強豪から2点 元県教委職員 /和歌山”. 毎日新聞. (2021年7月25日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “Japan”. tms.fih.ch. International Hockey Federation. 25 November 2018閲覧。
- ^ “Ambassador of Japan welcomes Kenta Tanaka playing field hockey at HGC in The Hague”. dujat.nl. dujat (9 October 2018). 25 November 2018閲覧。
- ^ Huiskamp (9 September 2018). “Japanner Tanaka moet de nieuwe ster worden bij HGC” (Dutch). nrc.nl. 25 November 2018閲覧。
- ^ “ホッケー男子 田中健太がFG得点ランキング1位/東京五輪”. マイホッケー. (2021年8月5日) 2021年9月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- Kenta Tanaka / 田中 健太 (@kenta.tanaka.0504) - Instagram
- kenta tanaka (田中健太) (@KentaTanaka0504) - X(旧Twitter)
- Kenta Tanaka /田中健太 - Hockey Vlog - YouTubeチャンネル