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田中万吉

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田中 万吉(たなか まんきち、1895年4月1日 - 1945年10月15日[1])は日本の洋画家

香川県出身[1]1913年(大正2年)、広島市修道中学校を卒業。1914年(大正3年)、第1回二科展に入選したことをきっかけに画家になることを意識する[2]。1924年(大正13年)フランスに渡り、Academie Colarossi(現:Academie Charpentier)にて西洋画を学ぶ。サロン・ドートンヌで入選。1928年(昭和3年)に帰国[3]。1934年(昭和9年)山路商、福井芳郎らと広島に二紀会を創立した。

代表作品

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  • 『川ととうもろこし畑』(1916-1920年:広島県立美術館所蔵)
  • 『うつむける女』(1924-1927年:広島県立美術館所蔵)
  • 『横たわる裸婦』(1924-1927年:ひろしま美術館所蔵)
  • 『フランス婦人像』(1924-1927年:ひろしま美術館所蔵)
  • 『西洋婦人像』(1924-1927年:ひろしま美術館所蔵)
  • 『自画像』(1944年:ひろしま美術館所蔵)
  • 『京橋川畔』(1937年:広島県立美術館所蔵)

脚注

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  1. ^ a b 田中万吉とは - コトバンク
  2. ^ 川ととうもろこし畑 - 文化遺産オンライン
  3. ^ 永田雄次郎「若山為三と志賀直哉」藝術研究8号 pp.79-88, 1995年

関連項目

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