生活者
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生活者とは、多様な価値観を持って、多様な生活行動をする者のこと。社会学、経済学などの分野で使用される。
概要
[編集]社会という相互作用の場に存在する人間を指し示す言葉で、経済学の分野では、1940年代から大熊信行が使用している。
マーケティングにおいて、商品やサービスをただ消費する単位として、消費者と言うのに対し、販売促進のターゲットを生活者とみると、そのアプローチの方法やイメージ、アイデアなども大きな広がりを持つようになる。
顧客、消費者より幅広い概念として用いられる。アメリカの未来学者アルビン・トフラーの言ったプロシューマー(生産を行う消費者)に相当する。
定義
[編集]- 天野正子(1996)『「生活者」とはだれか』中公新書、129ページ。
- 生活者とは、生活の基本が「自己生産であることを自覚しているもの」であり、「時間と金銭における必要と自由を設定し、つねに識別し、あくまで必要を守りながら」、大衆消費社会の「営利主義的戦略の対象としての、消費者であることをみずから最低限にとどめよう」とする人びとである。
参考文献
[編集]- 名東孝二(1972年)『生活者の行動科学―消費者行動の研究』東洋経済新報社。
- 名東孝二(1981年)『生活者経済学の提唱』合同出版。
- 女性マーケター研究会(1986年)『生活者マインド・マーケティング』日本能率協会マネジメントセンター。
- 安部文彦(1991年)『生活者志向のマーケティング』白桃書房。
- 横田澄司(1992年)『大都市生活者のマーケティング』白桃書房。
- 横田澄司(1993年)『明治大学社会科学研究所叢書;大都市生活者の消費構造』同文舘出版。
- 石川弘義・上村忠・穂苅亘(1994年)『生活者市場論』中央経済社。
- 青木貞茂(1994年)『文脈創造のマーケティング―生活者との「共有価値」を生み出せ―』日本経済新聞社。
- 萩原清子・島本美保子・木村富美子・佐藤百合子・須田美矢子・大家亮子・喜治都(1997年)『生活者からみた経済学』文眞堂。
- 片山又一郎(1998年)『マーケティングの基本がわかる→できる―生活者起点から環境主義マーケティングへ―』ビジネス社。
- 名東孝二(1998年)『英知産業のすすめ―生産者主権から生活者主権へ―』白桃書房。
- 萩原清子(2009年)『生活者が学ぶ経済と社会』昭和堂。