琉球大学病院
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琉球大学病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 国立大学法人琉球大学病院 |
英語名称 | University of the Ryukyus Hospital |
前身 |
新那覇病院 琉球大学附属病院 琉球大学保健学部附属病院 琉球大学医学部附属病院 |
許可病床数 |
600床 一般病床:550床 精神病床:40床 感染症病床:6床 結核病床:4床 |
機能評価 | 一般病院3 3rdG:Ver.2.0 |
開設者 | 国立大学法人琉球大学 |
管理者 | 大屋 祐輔(病院長)[1] |
開設年月日 | 1970年6月 |
所在地 |
〒903-0215 |
位置 | 北緯26度14分31秒 東経127度45分36秒 / 北緯26.24194度 東経127.76000度 |
二次医療圏 | 南部 |
PJ 医療機関 |
琉球大学病院(りゅうきゅうだいがくびょういん)は、国立大学法人琉球大学が沖縄県中頭郡西原町に設置する大学病院。沖縄県で唯一、また、日本最南端かつ最西端の大学病院である。特定機能病院の承認を受けるほか、都道府県がん診療連携拠点病院、エイズ治療拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、沖縄県災害拠点病院に指定されている。2020年(令和2年)4月1日に琉球大学医学部附属病院から琉球大学病院へ名称を変更した[2]。
なお、医学部とともに2025年(令和7年)に宜野湾市に移転することとなっている[3]。
沿革
[編集]本土復帰前
[編集]- 1965年(昭和40年)
- 1966年(昭和41年)11月 - 那覇病院(後の県立那覇病院とは別)を教育病院に改装させ、新那覇病院とする原則が確立[5]。
- 1967年(昭和42年)1月 - 琉球政府の行政主席の諮問機関として琉球大学医学部設置準備委員会を設置[4]。
- 1970年(昭和45年)6月 - 琉球大学設置法一部改正により、新那覇病院が琉球大学附属病院となる[4]。
本土復帰後
[編集]- 1972年(昭和47年)5月 - 本土復帰に伴い、琉球大学保健学部附属病院となる[4]。
- 1974年(昭和49年)11月 - 地域医療部、救急部、理学療法部を随時設置し、総合病院として承認される[4]。
- 1981年(昭和56年)4月 - 保健学部が医学部保健学科に改組されたことに伴い、琉球大学医学部附属病院となる[4]。
- 1984年(昭和59年)10月 - 那覇市から中頭郡西原町(現在地)に移転。移転跡地は県立那覇病院となる[注釈 1]。
- 1994年(平成6年)8月1日 - 特定機能病院に承認される。
- 2007年(平成19年)3月 - エイズ診療拠点病院に選定される[4]。
- 2018年(平成30年)3月30日 - 地域災害拠点病院に指定される[6]。
- 2020年(令和2年)4月1日 - 琉球大学病院へ名称変更[2]。
- 2025年(令和7年)1月6日 - 宜野湾市の西普天間住宅跡地に新築移転し外来診療開始[7]。
診療科目
[編集]- 第一内科
- 感染症内科
- 呼吸器内科
- 消化器内科
- 第二内科
- 血液・腫瘍内科
- 甲状腺・内分泌科
- 糖尿病・代謝科
- 膠原病内科
- 高齢内科
- 肥満外来
- 第三内科
- 神経内科
- 高血圧・腎臓内科
- 高齢内科
- 循環器科
- 二内科
- 三内科
- 第一外科
- 消化器外科
- 内分泌外科
- 小児外科
- 第二外科
- 呼吸器外科
- 心臓血管外科
- 心臓血管外科
- 血管外科
- 脳神経外科
- 整形外科
- リハビリテーション部
- 産婦人科
- 産科
- 婦人科
- 骨粗鬆症科
- 小児科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 泌尿器科
- 血液浄化療法部
- 耳鼻咽喉科
- 眼科
- 精神科
- 神経科
- 放射線科
- 麻酔科
- 歯科・口腔外科
- 高気圧治療部
- 地域医療部
- 総合診療センター
- がんセンター
- 救急部
医療機関の指定・認定
[編集](この節の出典[8])
- 保険医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 精神保健福祉法に基づく指定病院・応急入院指定病院
- 精神保健指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 医療保護施設
- 結核指定医療機関
- 指定養育医療機関
- 戦傷病者特別援護法指定医療機関
- 原子爆弾被害者医療指定医療機関
- 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
- 感染症指定医療機関(第一種感染症指定医療機関[9]・第二種感染症指定医療機関[10])
- 公害医療機関
- 母体保護指定医の配置されている医療機関
- 特定機能病院
- へき地医療拠点病院へき地医療拠点病院
- 臨床研修病院
- 臨床修練病院[11]
- がん診療連携拠点病院
- エイズ治療拠点病院(中核[11])
- 肝疾患診療連携拠点病院
- 特定疾患治療研究事業委託医療機関
- DPC対象病院
- 日本臓器移植ネットワーク会員施設(腎臓移植)[11]
- 沖縄県医師会が認める母体保護法指定医師の研修機関[11]
- 沖縄県難病診療連携拠点病院[11]
- 新型コロナ感染症に係る重点医療機関[11]
- 新型コロナ感染症に係る協力医療機関[11]
- 救急告示病院[11]
- 沖縄DMAT病院[11]
- 災害拠点病院(地域)[12]
- 公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院[13]
- このほか、各種法令による指定・認定病院であるとともに、各学会の認定施設でもある。
交通アクセス
[編集]- 首里駅より94番・首里駅琉大快速線が、那覇バスターミナルより97番・琉大線が運行。
- てだこ浦西駅より294番・てだこ琉大快速線が運行。
- 各路線とも「琉球大学病院前バス停」下車。
新病院の施設概要
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 県立那覇病院は2006年に南風原町に移転し、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターに名称変更した。さらに県立那覇病院跡地には2010年に市内から沖縄赤十字病院が新築移転した。
出典
[編集]- ^ “病院長挨拶”. 琉球大学病院. 2020年4月23日閲覧。
- ^ a b 『琉球大学病院の名称変更について(お知らせ)』(PDF)(プレスリリース)琉球大学医学部附属病院、2020年4月1日。オリジナルの2020年5月4日時点におけるアーカイブ 。2020年5月4日閲覧。
- ^ “2025年(令和7年)琉大病院・医学部が宜野湾市にやってきます。”. 宜野湾市. 2024年12月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “琉球大学病院概要”. 琉球大学病院. 2023年9月24日閲覧。
- ^ 研究開発支援総合ディレクトリ
- ^ “医学部附属病院が地域災害拠点病院に指定されました”. 琉球大学医学部. 2022年5月15日閲覧。
- ^ “移転する琉球大学病院 2025年1月6日から外来開始 西普天間住宅地区跡地で総工費は440億円 最先端の医療機器導入”. 沖縄タイムス. 2024年12月25日閲覧。
- ^ “沖縄県医療機関検索システム - うちなぁ医療ネット”. 沖縄県 保健医療部 医療政策課. 2022年5月15日閲覧。
- ^ “感染症指定医療機関の指定状況(令和3年10月1日現在)”. 厚生労働省. 2022年5月15日閲覧。
- ^ “第二種感染症指定医療機関の指定状況(令和3年10月1日現在)”. 厚生労働省. 2022年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “琉大病院の特長と役割”. 琉球大学病院. 2022年5月15日閲覧。
- ^ “災害拠点病院一覧”. 厚生労働省. 2022年5月15日閲覧。
- ^ “病院機能評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2022年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “琉球大学医学部及び病院移転整備【病院概要】”. 琉球大学上原地区キャンパス移転事業. 2024年12月25日閲覧。